Digital Cleanup Dayとは
Digital Cleanup Dayは、エストニアのNGO「Let’s Do It World」が主催する国際キャンペーンで、毎年3月第3土曜日を中心に世界各国で実施されています。現代社会において、インターネットやデータセンターを支えるシステムは年間9億トン以上のCO₂を排出していると推計されており、世界のCO₂排出量の約3.7%がインターネット利用に関連していると予測されています。
デジタルごみを削除することは、以下のような効果が期待されます。
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CO₂排出削減
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端末・システムの高速化
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セキュリティ向上
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コスト削減
これらは誰でも手軽に取り組める環境アクションです。

実施期間と参加方法
Digital Cleanup Day 2026の実施期間は、2026年3月15日(日)から3月21日(土)までです。世界共通のDigital Cleanup Dayは3月21日(土)に設定されています。
参加方法は非常にシンプルです。
- パソコン、スマートフォン、クラウド上の不要データを削除します。
- 削除後、特設サイトの報告フォームから削除量を報告します。

企業・団体が参加するメリット
企業や団体がDigital Cleanup Dayに参加することには、多岐にわたるメリットがあります。
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環境負荷の軽減:デジタルデータの見直しと削減に直接取り組むことで、サーバーやクラウド利用に伴う電力消費を抑制し、CO₂排出量削減に貢献できます。これは環境配慮型の業務体制を構築する第一歩となります。
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セキュリティリスクの低減:不要なバックアップや長期間放置されたデータは、情報漏洩や不正アクセスのリスクを高める可能性があります。デジタルクリーンアップにより、管理対象が最適化され、セキュリティレベルの向上につながります。
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業務効率の向上:過剰なファイルや重複データが減ることで、必要な情報に素早くアクセスできるようになり、検索時間の短縮や業務スピードの向上が期待できます。
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従業員エンゲージメントの向上:このイベントへの参加は、チームで取り組める環境アクションです。共通の目的を持つことで、従業員同士の一体感が生まれ、社内コミュニケーションの活性化にも寄与します。
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コスト削減:不要なデータが占有しているクラウドストレージやサーバー容量を削減することで、ITインフラ関連コストの最適化が可能になります。
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社会的評価・ブランド価値の向上:環境配慮型の取り組みとして社外へ発信することで、SDGsやESG経営への姿勢を明確に示すことができ、企業イメージの向上につながります。

企業・団体向け推奨アクション
企業や団体がDigital Cleanup Dayをより効果的に実施するための推奨アクションは以下の通りです。
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デジタルごみの特定:不要なコピー、使われていないファイル、古いバックアップ、重複写真・動画などを洗い出し、業務上必要なデータと不要なデータを仕分けします。
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保存場所の把握と可視化:メールボックス、共有サーバー、クラウドストレージ、個人端末など、データが保存されている場所を整理し、どこにどれだけのデジタルごみがあるかを把握します。
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社内一斉クリーンアップの実施:期間中に全従業員が一斉に取り組める時間を設け、メール整理やファイル削除を実施します。部署対抗形式や目標設定を行うことで、参加意欲を高めることができます。
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IT部門との連携:自動削除ルールの設定、不要システムの停止、バックアップ方針の見直しなど、仕組み面での改善をIT部門と連携して検討します。
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継続的な運用ルールの構築:Digital Cleanup Dayをきっかけに、定期的なデジタル整理日を設けるなど、日常的にデジタルごみを溜めない運用体制を整えます。
主催団体について
本イベントはNPO法人WORLD CLEANUP DAY JAPANが主催しています。WORLD CLEANUP DAY JAPANは、WORLD CLEANUP DAY(ワールドクリーンアップデー)やDigital Cleanup Day(デジタルクリーンアップデー)の運営など、様々な環境活動を展開しています。






