日本の中小製造業と豪州スタートアップによる国際共創プログラム「BEYOND MAKERS PROGRAM」が始動、参加企業が決定

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安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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プログラム概要

本プログラムは、日本の高度な製造技術を持つ中小製造業と、先端技術を有し、試作開発や市場展開を目指すオーストラリアのスタートアップを繋ぐものです。共同開発、技術導入、サプライチェーン構築などの実証(PoC)創出を目指す、実践的かつハンズオン型のグローバル・オープン・イノベーションプログラムとして展開されます。

両国企業の強みを組み合わせた双方向の事業共創を通じて、具体的な事業化・実装フェーズに踏み込んだ日豪間における新たな国際連携モデルの確立を目指しています。

公式サイト:https://beyondmakersprogram.com/

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東京都協定事業「TOKYO SUTEAM」

本プログラムは、東京都が推進するスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」の令和7年度採択事業として実施されます。多様な支援主体が連携し、東京のスタートアップ・エコシステムの強化と国際的なイノベーション創出を促進することを目的としています。

公式サイト:https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp/

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オーストラリアスタートアップの採択

本プログラムでは、日本の中小製造業との連携を求めるオーストラリアのスタートアップを募集し、書類選考および面談を経て10社が採択されました。採択されたスタートアップは、製造分野における共同開発や高度な技術連携、サプライチェーンの構築、デジタル技術の導入など、多様なニーズと技術を有しており、日本の中小製造業との具体的な事業連携が期待されています。

各中小製造業企業に対し複数のスタートアップがマッチングされ、現地オーストラリアでのワークショップを通じて、実証(PoC)および事業化に向けた具体的な協業テーマの創出を目指します。

採択企業は以下の通りです(アルファベット順)。

  • AICRAFT Pty Ltd|低消費電力で高性能なAI処理を現場で実現する宇宙・航空向けエッジコンピューティング技術|https://www.aicraft.com.au/

  • Carebotics Technologies Pty Ltd|高齢者ケアにおいてGNNベースの記憶学習と生体・感情認識を統合したAIコンパニオンロボット技術|http://www.carebotics.ai

  • Contactile Pty Ltd|3次元力・トルク・摩擦・滑りをリアルタイム検知しロボットに人間のような触覚を与える触覚センサー技術|https://contactile.com

  • DeCarice Pty Ltd|既存ディーゼルエンジンに後付け可能な水素/天然ガス直接噴射による低炭素化エンジン改良技術|http://decarice.com.au

  • Fugu Carbon Pty Ltd|太陽光と大気中CO₂からメタノールや航空燃料を生成する空気由来の持続可能燃料製造技術|https://fugu.energy/

  • Kite Magnetics Pty Ltd|電動モーター効率を向上させるナノ結晶軟磁性材料(Aeroperm)による高効率電磁コア技術|https://kitemagnetics.com/

  • MotionLogic Pty Ltd|光学センシングとAIで現場作業の動作(作業プロセス)を理解・最適化する製造業向けPhysical AIプラットフォーム技術|https://motionlogic.io/

  • Puralink pty Ltd|複雑な配管構造を有する小径配管内での自律走行を可能にする特許駆動機構と自律制御|https://www.puralink.com.au/

  • UING Pty Ltd|カメラとAIを用いて空間上の手の動きでデジタル操作を可能にする非接触型空間インターフェース技術|https://uing.io/

  • Vixia Pty Ltd|ラベル不要で現場に適応しリアルタイムに不良検知を行う製造業向けAI外観検査カメラ技術|https://www.vixia.ai

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国内中小製造業の参加決定

スタートアップのニーズに応じる形で、本プログラムには日本の中小製造業の参加も決定しました。以下の参加企業は、東京・大田区を代表する高度な技術・製造力を有し、スタートアップとの共同開発や新規事業創出に挑戦します。

採択企業は以下の通りです(五十音順)。

  • EBINAX株式会社|様々な材料に対する表面処理技術|https://ebinax.com

  • 株式会社クラフトワークス|研究開発試作請負を通じて培った、ゼロから形にする試作・開発技術|https://www.cwc.jp

  • 株式会社KSG|部品設計から加工・設備製作まで一貫対応可能な製造技術|https://www.kk-ksg.co.jp/

  • SolidSurface株式会社|移動型ロボットの群制御・管理を実現する群管理システムサービス|https://www.solidsurface.co.jp/

  • 株式会社Piezo Sonic|電力ゼロでトルクを維持できるモータと応用製品の開発技術|https://www.piezo-sonic.com/

  • 双葉電機工業株式会社|電源機器の回路・機構設計から調達・組立・検査までの一貫対応技術|https://www.futaba-ele.co.jp/

  • 有限会社安久工機|医療機器(特に循環器系)の研究開発に伴う機械機構設計および原理設計|https://www.yasuhisa.co.jp/

  • 株式会社ヨシザワ|大型から小型まで対応可能な設備と治工具設計・特殊固定技術を組み合わせた高難度加工技術|https://www.4438.co.jp/

参加企業の地元自治体である大田区は、羽田空港を有する日本の玄関口であり、約3,500の製造業事業所が集積する、日本有数のものづくりのまちです。

大田区では昨年度より、ハードウェアスタートアップ等の開発ニーズを有する企業と区内企業をマッチングし協業を生み出す「OTAS(大田区オープンイノベーション促進事業)」を開始しています。大田区は、OTASを通じて本プログラムに協力しています。

OTASロゴ

「OTAS」HP:https://www.city.ota.tokyo.jp/sangyo/hicity/pio/topics/otas.html

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今後のスケジュール(予定)

  • 2026年4月下旬〜5月上旬:キックオフ・プレデパーチャーセッション

  • 2026年5月下旬:オーストラリア現地プログラム(シドニー)

  • 2026年6月〜8月:共創およびMoU締結に向けたオンラインミーティング

  • 2026年9月中旬:日本現地プログラム(東京)

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南オーストラリア州政府によるコメント

サリー・タウンゼンド氏(リージョナル・ディレクター 南オーストラリア州(日本・韓国)、南オーストラリア州政府 州開発省 オーストラリア大使館商務部)は、本プログラムの立ち上げを心より祝福し、支援できることを誇りに思うと述べています。この取り組みは、志を同じくする地域間の連携の力を示し、今日の複雑なグローバル環境において重要であると強調されています。Beyond Makersは、南オーストラリア州のスタートアップと日本の中小企業をつなぐことで、知識の交換、ビジネスの成長、そして長期的なパートナーシップに向けた有意義な機会を創出すると期待されています。日豪協定(NARA)締結50周年を迎える今、本プログラムは日豪協力の不変の価値と、共通の志を通じて共に築き続けられる輝かしい未来を再認識させるものとされています。

南オーストラリア州政府ロゴ

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ニューサウスウェールズ州政府によるコメント

デイビッド・ローソン氏(日本・韓国担当 貿易投資代表)は、Innovation Dojoとの数年にわたる連携を経て、ニューサウスウェールズ州(NSW)政府がBeyond Makersの関係者および東京都とともに、この取り組みを支援できることを嬉しく思うとコメントしています。本イニシアチブは、オーストラリアの優れたスタートアップと、試作開発から体系化された製造の高度化までにおいて実績を持つ東京拠点の企業を結びつけるものであり、オーストラリアと日本の間の商業的な成長に寄与するだろうと述べられています。

ニューサウスウェールズ州政府ロゴ

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共同実施パートナー

Venture Café Tokyoについて

Venture Café Tokyoは、「Connecting Innovators To Make Things Happen(イノベーター同士を結びつけて何かを起こす)」をミッションに、起業家や投資家など多様なイノベーターが集まり、社会に対してイノベーションを生み出すコミュニティです。2010年に米・ボストンで設立されたCICの姉妹組織「Venture Café」のアジア初拠点として、2018年3月に日本での活動を開始しました。国内最大のイノベーション促進/交流プログラムを東京、つくば、名古屋、岐阜、立命館大学大阪いばらきキャンパス、福岡において展開しています。
公式サイト:https://venturecafetokyo.org/

株式会社Lambdaについて

株式会社Lambdaは、日本、そしてグローバルなイノベーションエコシステムの構築に寄与することを目指し2024年に設立されました。代表取締役の藤瀬里紗氏は、オーストラリアのシドニー工科大学でサンゴ礁の研究で博士号(理学)を取得した後、Academia, Industry, Societyの懸け橋となり持続可能な未来の創生に貢献することを目標に、EnergyLab (オーストラリア最大級のClimate Tech特化型のアクセラレーター), Creww, Venture Café Tokyo, CIC Japan, Woven by Toyotaなど、数多くのイノベーションエコシステムの構築に従事してきました。環境エネルギー分野では国内最大級のコミュニティであるE&Eコミュニティを創設し、これまでに得た経験や知見、ネットワークを活かして、日本のみならず世界のイノベーションを加速させる取り組みを様々なステークホルダーとともに推進しています。

Innovation Dojo Japan合同会社について

Innovation Dojo Japan合同会社は、オーストラリアで設立され、日本を拠点にグローバルに展開するイノベーション支援およびベンチャー創出プラットフォームです。スタートアップ、企業、大学、政府、投資家をつなぎ、国境を越えたイノベーションと新規事業創出を推進しています。これまでにアクセラレーションプログラムやオープンイノベーションプロジェクト、海外スタートアップの日本市場進出支援などを通じて、2021年以降800社以上のスタートアップ支援に関与してきました。Beyond Makers Programでは、オーストラリアのスタートアップと日本のものづくり企業を結びつけ、共同開発やPoC(概念実証)、新たな事業機会の創出を支援しています。
公式サイト:https://innovationdojo.com.au/

株式会社Arclevについて

株式会社Arclevは、米国コロンビア大学に所属する若手研究者らが中心となって立ち上げた有志団体を起源に持つ、国内外のトップクラスの現役若手研究者ネットワーク(アークレブ・アカデミア・ストラテジスト・ネットワーク)を有し、企業の研究開発や新規事業創出を支援しています。産業界への貢献に高い志を持つアカデミアの研究者たちが副業でR&Dチームにコミットするというアークレブのソリューションは、新たな技術ソースの発見や社員の人材育成の場としても有効です。アークレブは、アカデミアのインサイダーとして、企業と大学の最良のリエゾンとなり、研究開発で世界をリードする新しい日本を目指しています。
公式サイト:https://www.arclev.co.jp/

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