WILLER EXPRESSとインドネシア総合研究所が連携し、インドネシアで日本の交通サービス人材を育成へ

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安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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日本の交通現場で高まる人材育成ニーズ

日本では、地域交通や都市間交通を支える高速バス運転士の確保が重要な課題となっています。単に運転技術を持つ人材だけでなく、安全運行への意識、接客サービス、時間管理、チームワーク、そしてお客様に安心と快適さを提供する姿勢を備えた人材の育成が求められている状況です。

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WILLER EXPRESSが考える「ハイウェイパイロット」

WILLER EXPRESSでは、高速バス運転士を単なるドライバーではなく、お客様の移動体験を支える「ハイウェイパイロット」と位置づけています。2024年には高速バス運転士の呼称を「ハイウェイパイロット」とし、安全とサービスの双方を担う専門職として位置付け、発信してきました。航空機のパイロットが安全と快適性を担うように、都市間移動を担う高速バス運転士にも、高い安全意識とサービス業としての質の高い接客待遇が求められます。このプログラムでは、ホテル業にも通じるサービスマインドを持ち、お客様に快適な移動時間を提供できる人材の育成を目指しています。

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PTDI-STTDとの連携による交通人材育成の方向性

インドネシア総合研究所は、PTDI-STTDとインドネシアにおける交通人材育成に関する連携の可能性について協議を行い、今後、育成分野において連携していく方向性で合意しました。PTDI-STTDは、インドネシアの陸上交通分野における人材育成を担う教育機関であり、交通安全、運行管理、道路交通に関する知見を有しています。

この取り組みでは、PTDI-STTDが有する陸上交通分野の知見と、インドネシア総合研究所が有する日本語教育・日本就労支援の知見を組み合わせ、交通サービス人材に求められる基礎力形成のあり方を検討していく予定です。研修の実施場所、開始時期、対象人数、運営体制等については、今後、関係者間で協議・調整が行われます。

具体的な実施内容は今後調整

この取り組みは、現時点において、PTDI-STTDの施設で研修を実施することや、特定の開始時期・対象人数を確定するものではありません。今後、候補者の募集方法、研修場所、研修期間、日本語教育、安全意識・交通安全の基礎学習、接客・サービスに関する内容などを関係者間で検討し、実施可能な範囲から段階的に具体化していくことになります。

インドネシア総合研究所は、WILLER EXPRESSが重視する「安全最優先」と「質の高い接客待遇」の両立という考え方を踏まえ、日本側の人材ニーズとインドネシア側の教育基盤を接続し、持続可能な交通人材育成モデルの構築を支援していく方針です。

日本語教育を軸とした育成モデルの検討

今後検討する育成モデルでは、日本語教育を中心に、日本で交通サービス分野に従事する際に必要となる安全意識、基本的な交通安全理解、接客品質、生活・文化理解を段階的に学ぶことを想定しています。

来日・就労については、制度上の要件、在留資格審査、日本の運転免許取得、関係研修の修了等が必要となるため、この取り組みは、これらを前提とした教育・準備支援の枠組みづくりとして位置づけられています。

※この取り組みは、日本での就労を目指す候補人材に対する教育・準備支援の枠組みづくりを目的とするものです。実際の来日・就労にあたっては、特定技能制度上の要件、在留資格審査、日本の運転免許取得、関係研修の修了等が必要となります。また、具体的な研修場所、開始時期、対象人数、採用・就労の可否等を確定または保証するものではありません。

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インドネシア総合研究所独自の「ARBEEメソッド」による実践型日本語教育

ARBEE Methodのピラミッドモデル

今後の育成モデルの検討において、インドネシア総合研究所は、同社独自の「ARBEEメソッド(アルビーメソッド)」の活用も想定しています。ARBEEメソッドは、教科書の内容を一方的に教え込むものではなく、日本語力を職場適応力・生活自立力・信頼形成力につなげることを目的とした、インドネシア人学習者向けの実践型日本語教育プログラムです。

具体的には、日本語とインドネシア語の違いを可視化する「言語学的基盤」、言葉を暗記ではなく体験・判断・行動と結びつけて定着させる「認知言語学」、ロールプレイや実務シミュレーションを通じて学ぶ「活動型学習」を組み合わせます。例えば、高速バス運転士が使う「発車します」という表現も、単なる翻訳として教えるのではなく、乗客の乗車確認、ドアの安全確認、周囲確認、声かけ、発車という一連の行動と結びつけて学習することで、言葉が現場の動作と一体化し、実際の業務で使える日本語として定着します。

授業は、準備・実施・評価・改善のサイクルで設計され、語彙も「必ず覚える語彙」「重要語彙」「追加語彙」に分けられ、学習者の到達度を確認しながら段階的に伸ばしていきます。午前は文法・会話・読解などの基礎を固め、午後は自己表現、面接練習、乗客対応、車内アナウンス、安全確認などの実践に取り組み、夜は復習と自習で定着させる一日完結型の学習サイクルを基本としています。

また、ARBEEメソッドでは、面接対策として自己紹介の型を暗記させるのではなく、母語で自己分析を行い、自分の経験、価値観、強み、課題、日本で働きたい理由を掘り下げたうえで、日本語で少しずつ表現できるように促します。これにより、面接での受け答えが自然になり、採用後も主体的に学び続ける姿勢につながると考えられます。

インドネシア総合研究所は、こうした教育を通じて、単に試験に合格する人材ではなく、日本の職場で信頼され、長く活躍できる人材の育成を目指しています。今後検討する育成枠組みにおいて、日本語教育、職場適応、安全意識、生活自立を一体化させることで、WILLER EXPRESSが重視する「ハイウェイパイロット」の考え方にも通じる交通サービス人材の育成を支援してまいります。

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インドネシア総合研究所の役割

インドネシア総合研究所は、日本企業とインドネシアの教育機関・人材育成機関をつなぐ実務パートナーとして、現地調整、候補者募集、研修設計、関係機関との連携、送り出しに向けた実務支援の可能性を担います。日本側のニーズとインドネシア側の人材育成を接続し、制度面・教育面・運用面のギャップを埋めることで、持続可能な人材循環モデルの構築を目指しています。

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今後の展望

今後、WILLER EXPRESSとインドネシア総合研究所は、PTDI-STTDを含む関係機関との協議を継続し、人材育成分野における連携の具体化を目指しています。具体的には、日本語教育、安全意識の基礎教育、接客品質、生活・文化理解等を組み合わせた育成モデルについて、実施場所・時期・対象人数・運営体制等を検討していく予定です。

インドネシア総合研究所は、関係機関との調整を通じて、日本側の人材ニーズとインドネシア側の教育基盤を接続し、将来的に日本の交通サービス産業で活躍できる人材の育成に貢献してまいります。

WILLER EXPRESS代表取締役CEO 平山 幸司氏のコメント

「当社では、高速バス運転士を“ハイウェイパイロット”と捉えています。安全に目的地へお送りすることはもちろん、ホテル業と同様にサービス業としての意識を持ち、お客様に快適な移動時間を提供できる人材を育成していきたいと考えています。」

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