物流業界のドライバー不足、9割超の事業者が実感する実態とITソリューションへの期待

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この記事を書いた人
安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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調査の背景と目的

物流業界では、労働力不足や業務効率化への対応が深刻な課題となっています。本調査を実施した5社は、それぞれの事業やサービスを通じて物流現場のDX化や業務改善を支援してきました。業界横断的な課題であるドライバー不足に対し、現場の実態を正確に理解・把握するため、今回の共同調査に至ったものです。

運送事業者(経営・管理層)と現場のドライバー双方の視点から、ドライバー不足が及ぼす具体的な影響、課題、対策の進捗状況を明らかにするとともに、適切なソリューションの活用が課題解決にいかに貢献できるか、その示唆を得ることを目的としています。

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調査概要

本調査は、2026年7月7日から7月27日までの期間(対象者により期間が異なります)、運送事業者およびトラックドライバーに従事する1,376名を対象に実施されました。

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調査結果のハイライト

調査結果からは、運送事業者の多くがドライバー不足による受注機会の損失や既存ドライバーへの負担集中を実感し、採用だけでなく、育成・定着、現場効率化に課題を抱えていることが判明しました。また、事業者とドライバー双方から、IT活用や業務標準化への期待が高まっていることも明らかになっています。

1. ドライバー不足の実態

ドライバー不足を感じている事業者は91.2%に達しており、その影響として「配送案件の断り・機会損失」が58.2%と最多でした。次いで、管理者や既存ドライバーの業務負担増加が続いており、人手不足が事業機会や現場の労働環境にも広く影響を与えていることがわかります。

ドライバー不足の実態を示すグラフ

2. 今後の採用意向

未経験ドライバーの採用は「増やす予定」が47.7%と半数近くに達しています。一方、外国人ドライバーの受け入れは拡大意向(積極的・段階的)が28.8%にとどまり、「予定なし」(44.6%)や「興味はあるが行っていない」(25.4%)が多数を占めました。人材確保に向けて未経験層の受け入れを優先しつつ、外国人ドライバーの採用については経過を見守る傾向が見られます。

ドライバーの採用意向を示すグラフ

3. ドライバー教育が抱える課題

ドライバー教育の全体課題では「配送品質のバラつき」(53.8%)が最多で、現場教育の実務では「配送先の個別ルールの指導」(50.4%)や「接客マナー」(43.8%)が苦労している点として多く挙げられました。配送先ごとの細かなルールやベテランの暗黙知をいかに効率よく共有し、納品時の対応品質を担保するかが課題となっています。

ドライバー教育の全体課題と新人教育における実務指導の課題を示すグラフ

4. 新人ドライバー教育における実務課題の比較(事業者/現場ドライバー)

新人教育の課題は、管理側と現場で異なる結果となりました。運送事業者側は「配送先の個別ルール」(50.4%)の指導に、現場ドライバー側は「駐車・休憩場所」(43.5%)や「効率的なルート」(36.6%)の習得にそれぞれ課題を抱えています。双方とも現場の経験則(暗黙知)の共有に苦労しており、現場情報をわかりやすく標準化・共有していくことが求められています。

新人ドライバー教育の実務課題を事業者と現場ドライバーで比較したグラフ

5. 業務効率化の課題と期待されるITソリューション

効率化したい作業は「安全運転管理の効率化」(40.0%)や「配車計画の作成」(33.5%)が上位を占め、導入したいITツールでは「配車システム」(35.8%)が最多となりました。安全確保に万全を期しつつも、配車作業の手間を減らし、少人数でも効率よく配送できる仕組みづくりに期待が集まっています。

業務効率化の課題と期待されるITソリューションに関する調査結果を示すグラフ

本調査から、運送事業者が新人ドライバーの即戦力化を模索するなか、ドライバー側もルートの覚え方など実務に直結するサポートを求めていることがわかりました。また、ITツールを活用した業務の平準化・効率化への期待の高さもうかがえます。

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レポートのダウンロード

本調査の詳細をまとめたレポート全編は、以下のWebサイトから無料でダウンロードいただけます。

調査レポートダウンロード申込みURL

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ナビタイムジャパンの取り組み

ナビタイムジャパンは、これらの物流業界に関わる皆さまの声に応え、運送事業者とドライバー双方のニーズに寄り添った機能開発を通じて、業界の課題解決に貢献しています。

『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』

『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』は、2026年6月に従来のサービス内容を拡張し、配送計画から動態管理・ナビゲーションまで配送管理全体をトータルで支援するサービスとしてリブランディングされました。

『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』紹介サイト

「音声ナビカスタマイズ」機能

本調査結果で示された「ドライバー育成」や「現場の安全・効率化」のニーズに応えるため、2026年8月18日より任意地点での発話内容を設定できる「音声ナビカスタマイズ」機能の提供が開始されています。

  • 新人ドライバーの即戦力化・配送品質の平準化(育成支援)
    木の枝のはみ出し、路上の注意箇所や配送先工場の特有ルールなどをナビ音声として登録・案内できます。

  • 事故防止・リスク回避のガイダンス(現場効率化・安全管理)
    ヒヤリハット地点や過去の事故地点、高架下などの手前で独自の注意喚起音声を自動で出力します。

音声ナビカスタマイズ機能に関するプレスリリース

現場効率化・育成を支える機能

  • 大型車規制を考慮したルート案内

  • リアルタイム動態管理と配送計画の最適化

  • 配送業務の標準化

『トラックカーナビ by NAVITIME』アプリ

高精度な到着予想時刻表示、車高・車幅・車長・大型車規制などを考慮したルート検索、複数の訪問先の最適訪問順の自動計算、大型車が駐車可能な施設検索など、トラックドライバー向けに特化した日本初のカーナビアプリです。

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