SOLIZE Ureka Technologyと鷺宮製作所が共同開発、自動運転アルゴリズムを限界走行まで体感可能なドライビングシミュレーション技術を発表

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安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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自動運転制御アルゴリズムの開発

SOLIZE Ureka Technologyは、2021年に導入した「自動運転シミュレータ」を活用し、自動運転制御アルゴリズムの開発を進めています。このシミュレータには、VI-grade社の交通シナリオ生成ソフトウェア「VI-WorldSim」やリアルタイムコンピュータ「AutoHawk」などの技術が用いられ、目標経路・車速の算出や、ステアリング・アクセル・ブレーキの操作量決定といった自動運転の要となる制御アルゴリズムを効率的に開発しています。

また、市街地や高速道路、車両の限界性能が試されるレーストラックなど、さまざまなデモコンテンツも開発されており、制御アルゴリズムの性能を分かりやすく伝える取り組みも行われています。

SOLIZE Ureka Technologyは、VI-grade社と自動運転シミュレーション開発の協業を開始しています。

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共同開発の背景

鷺宮製作所は、試験装置の総合メーカーとして自動車業界で広く事業を展開しており、2012年からはドライビングシミュレータ分野に参入しています。ミドルサイズながら多様な走行シーンを再現できるモーションプラットフォームDiM(Driver-in-Motion®)を開発し、国内外のOEMやサプライヤー、研究機関に多数納入してきました。DiMシリーズの最新版であるDiM300は、限界走行を含む車両運動性能の評価や自動運転機能の検証を想定しています。

Saginomiya Technical Laboratoryのシミュレーター

SOLIZE Ureka Technologyは、自社開発の制御アルゴリズムをDiM300上で動作させることで、自動運転時の卓越した安定性やアシスト機能がもたらす運転の容易さを、よりリアルに体感できると考えています。一方、鷺宮製作所は、DiM300の高い性能をお客様に理解していただくために、レーストラックにおける限界走行を題材としたSOLIZE Ureka Technologyの自動運転シミュレーションが最適なコンテンツであると判断し、今回の共同開発に至りました。

ドライビングシミュレータ DiM

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開発内容

本開発では、カナダ最長のレーストラックであるCalabogie Motorsports Parkを題材にしています。
Calabogie Motorsports Park

モーションプラットフォームは、走行時の車両の並進運動や回転運動を再現し、ドライバーは実際の運転と同様の加速度を感じながら操作を行います。

SOLIZE Ureka Technologyは、モーションから得られる加速度がドライバーの操作に与える影響に着目し、主にステアリング制御アルゴリズムを最適化しました。操舵力やアシスト機能の介入タイミングを見直し、より安心感のある挙動を実現しています。さらに、自動運転やアシスト機能の作動状況をドライバーに伝えるHMIについても、DiM300に合わせた再設計を実施しました。

シミュレーションシステムの概念図

鷺宮製作所は、自社のモーションキューイングアルゴリズムを最適化しました。これにより、高速かつ大きな加減速度が連続して発生する厳しいシミュレーション条件に対応し、DiM300が持つ大きな可動域と高い応答性を最大限に引き出しています。また、SOLIZE Ureka Technologyのアシスト機能の一つであるドリフト走行では、コーナリング中の車両の横すべりをドライバーがリアルに感じられるモーションを実現しました。

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開発の成果と今後の展望

この共同開発により、レーストラックにおける限界走行について、自動運転、手動運転、アシストの3つのモードを鷺宮製作所のDiM300上で体感できるシミュレーション技術が確立されました。

SOLIZE Ureka Technologyの制御アルゴリズムは、以下の3拠点で体験可能です。

  • SOLIZE Ureka Technology本社

  • Saginomiya Technical Laboratory

  • VI-grade SimCenter Tokyo(東京都江東区)

自動運転 | SOLIZE Ureka Technology

高度な自動運転や限界走行を含む車両運動性能の開発においては、「ドライバーがどのように感じるか」を検証する必要がある課題が多く、ドライビングシミュレータは非常に有効な手段と考えられます。今後、両社は本共同開発で得た技術やノウハウを活用し、これらの開発に関わる多くのお客様に新しい価値やサービスを提供していく予定です。

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「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」での展示

SOLIZE Ureka Technologyおよび鷺宮製作所は、5月27日(水)から29日(金)にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」に出展し、両社展示ブースにて本共同開発成果のデモンストレーションを行います。

人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA

SOLIZEの展示ブース

出展ブース番号

  • SOLIZE Ureka Technology:パシフィコ横浜 展示ホール No.229

  • 鷺宮製作所:パシフィコ横浜 展示ホール No.197

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