コネクテッドカーの次世代通信を支える「SORACOM Automotive Suite」が提供開始

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安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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コネクテッドカーの通信運用を包括的に支援

株式会社ソラコムは、コネクテッドカー向け次世代通信の運用・管理機能を包括的に提供する「SORACOM Automotive Suite」を2026年7月7日より提供開始します。

本製品群は、商用提供が開始された次世代eUICCリモートプロビジョニング規格SGP.32に対応したプロファイル管理機能「SORACOM Connectivity Hypervisor」を含み、コネクテッドカーの通信アクセス制御、課金管理、エンドユーザーへのインターフェース、支払い処理機能などをワンストップで提供するものです。

スマートカーとコネクテッドカーの多様な側面

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コネクテッドカーに求められる高度な通信機能

コネクテッドカーにおける通信の役割と期待される機能は多岐にわたります。車両データを送受信するテレマティクス、アプリからの車両制御、ファームウェアやAIモデルの遠隔更新といった用途では、車両と自動車メーカーのサーバーがセキュアな回線で安全に通信できることが求められます。

また、車内での音楽や動画のストリーミング再生、同乗者へのWi-Fiホットスポット提供には、大容量のインターネットアクセスを有料オプションとして提供し、課金管理を行う必要があります。緊急通報やオペレーターとのやり取りのための音声通話サービスなども不可欠です。

これらの機能はグローバルに展開され、各国の要件に適合しながら提供される必要があります。さらに、10年以上にわたる自動車のライフサイクルを考慮すると、新技術への継続的な対応が求められます。

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SORACOM Automotive Suiteの主な機能

SORACOM Automotive Suiteは、コネクテッドカーの高度な通信要件、課金、エンドユーザーへのインターフェース提供といった課題に取り組むために開発されました。

1. アプリケーションUX

ドライバーや同乗者向けに、車内Wi-Fiの接続環境を提供する「SORACOM In-Car Wi-Fi」により、快適なユーザー体験を実現します。

2. SORACOMプラットフォーム

SORACOMのクラウド上のコアネットワークを世界各国のキャリアに接続して実現するグローバル通信管理基盤が、Automotive Suiteの中核を担います。閉域接続とインターネットアクセスなど、目的の異なる複数の通信セッションを同時に確立するマルチPDN機能や、通信利用量をAPN、宛先、通信プロトコルごとに個別に集計するDetailed Stats機能など、自動車業界の要件に応える機能を備えています。

SGP.32対応のeSIMを搭載した車両には、「SORACOM Connectivity Hypervisor」によるリモートプロビジョニングが利用可能です。これにより、地域、規制要件、用途に応じて、ローカルキャリアや用途別のプロファイルの追加・切り替えに対応できます。

3. SORACOMダウンストリーム課金プラットフォーム

コネクテッドカーの通信費用を負担すべき主体ごとに分け、エンドユーザーへの課金、請求、支払い処理を可能にします。たとえば、テレマティクスは自動車メーカー、緊急通報はサービス事業者、車内Wi-Fiでの動画視聴はエンドユーザーといったように、用途に応じた課金が可能です。Detailed Stats機能で集計された通信量を連携することで、利用者ごとの課金を実現します。

通信事業者や自動車メーカーに代わって、エンドユーザーへ直接請求する機能も有しており、車内Wi-Fiサービスへの加入者のみ通信を許可したり、利用量超過時の追加請求など、柔軟な料金モデルを設計・適用できます。

4. グローバルサポート

全世界24時間365日体制のサポートにより、安定した通信運用を支援します。

SORCOM Automotive Suiteの機能概要

これらのプラットフォームを統合し、顧客のブランドで提供するアプリやユーザーポータルの開発までを支援することで、一貫したユーザー体験を提供します。

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モビリティの未来への貢献

ソラコムは今後、「SORACOM Automotive Suite」を通じて、国内外の自動車メーカーおよび通信事業者との連携をさらに拡大していく方針です。コネクテッドカーが普及する時代において、通信は車両の価値を左右する重要な要素となります。ソラコムは、コネクテッドカーの通信を自ら設計・運用できるオープンなプラットフォームとして、自動車産業の通信基盤を支え、日本のテクノロジーでモビリティの未来に貢献していく考えです。

株式会社ソラコム 最高技術責任者 CTO 安川 健太氏は、「コネクテッドカーは、IoTの中でも最も複雑かつ厳しい要件を持つ業界です。ソラコムは創業以来、顧客自身が製品のコネクティビティおよびその将来をコントロールできるプラットフォームを築いてきました。『SORACOM Automotive Suite』は、そのプラットフォームを基盤に、自動車業界の最先端の課題に取り組む上で必要な機能およびサービスを追加し、パッケージとして提供するものです。『絶え間なく変化し続ける環境下で、長期にわたって通信を運用し続ける』という課題に真っ向から挑み、自動車業界の通信サービス活用をさらに加速させていきます」と述べています。

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用語説明

  • Connectivity Hypervisor: IoT SIMにおける複数の通信プロファイルを動的に管理・切り替えできる機能です。SGP.32に対応したSORACOM IoT SIM上で、SORACOMが提供するプロファイルに限らず、他の通信事業者が提供するプロファイルを含めて、リモートからプロファイルの追加・切り替えを可能にします。

  • SGP.32: GSMAが策定した、IoT機器向けのeUICC規格です。SIMに対して任意のタイミングで通信プロファイルを配信、管理し、リモートでのプロファイル切り替えを可能にします。

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ソラコムについて

AI/IoTプラットフォームSORACOMは、世界200以上の国と地域でつながるIoT通信を軸に、IoTを活用するために必要となるアプリケーションやデバイスなどをワンストップで提供しています。製造、エネルギー、決済などの産業DXから、イノベーティブなスタートアップ、農業や防災など持続可能な地域社会を支える取り組みに至るまで、さまざまな業界・規模の顧客に活用されています。

ソラコムコーポレートサイト: https://soracom.com

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