oToBriteが大型自律走行機械向け「GMSL2 Repeater」を発表、カメラリンク伝送距離を30mに拡張

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安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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伝送距離の課題を解決するGMSL2 Repeater

大型機械では、カメラがコンピュートユニットから離れた場所に設置されることが多く、標準的なGMSL2接続の約15mという伝送距離では安定した通信が難しい場合があります。これまで、このような状況に対応するには、コンピュートユニットの移設やケーブル配線アーキテクチャの再設計が必要でした。GMSL2 Repeaterは、伝送経路の中間地点に1台配置することでGMSL2信号を完全に再生成し、これらの手間のかかる設計変更を不要にします。

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信号再生成とPoC給電による効率的な運用

このリピーターは、受信したGMSL2信号を完全に復元し、クリーンな信号を後段のリンクへ再送信することで、伝送距離を30mまで延長します。追加される遅延は1マイクロ秒未満に抑えられており、6Gbpsのデータ伝送に対応しています。また、PoC(Power over Coax:同軸重畳給電)に対応しているため、同軸ケーブルを介して給電され、外部電源を別途用意する必要がありません。

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過酷な環境に対応する堅牢設計

GMSL2 Repeaterは、34.6 × 36 × 19mmのコンパクトなサイズで、機械への常設を前提に設計されています。FAKRAコネクタをIP69K規格に対応したケーブルコネクタと接続した場合、IP69Kの保護等級を満たし、高圧洗浄にも対応します。動作温度範囲は-40℃~85℃をカバーし、本体の消費電力は最大1.3Wです。

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幅広い用途とワンストップソリューション

oToBriteは10年以上にわたり、車載・自律走行分野で実績を積んできました。GMSL2 Repeaterは、建設機械、鉱山機械、農業機械、林業機械などの重機に加え、長距離輸送トラック、屋外で使用される自律走行型モバイルロボット(AMR)や無人地上車両(UGV)など、幅広い用途に対応します。oToBriteは、100万画素から800万画素までのGMSL2カメラや、NVIDIA Jetsonプラットフォームへの接続を可能にするアダプターキットも提供しており、大型機械向けカメラ、コンピュートプラットフォームとの接続、長距離伝送ソリューションを単一のサプライヤーから一括して調達できるワンストップソリューションを提供しています。

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提供開始予定と詳細情報

GMSL2 Repeaterの提供は2026年8月を予定しています。詳細な仕様およびデータシートは、以下のWebサイトで確認できます。

主な仕様

  • インターフェース:GMSL2(入力×1、出力×1)

  • コネクタ:FAKRA Type Z

  • データ伝送速度:6Gbps

  • 電源:Power over Coax(PoC)によるDC 10.5~17V給電、消費電力最大1.3W(カメラへの給電を除く)

  • 動作温度範囲:-40℃~85℃

  • 保存温度範囲:-40℃~95℃

  • 保護等級:FAKRAコネクタをIP69K対応ケーブルコネクタと接続した場合、IP69K準拠

  • 外形寸法:34.6 × 36 × 19mm

  • 追加遅延:1マイクロ秒未満

  • 伝送距離:リピーター1台で30mまで延長。24時間連続検証においてフレームロスゼロを確認。

oToBriteは、2013年に設立され、台湾・新竹サイエンスパークに本社を構えるVision AI企業です。IATF 16949認証を取得した製造拠点で製品を製造しており、同社のカメラは、日本、ドイツ、米国におけるOEMプログラムに採用されています。詳細については、oToBriteのWebサイトをご覧ください。

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