夏の酷暑と電装品使用増で高まるバッテリー負荷
夏の時期は、自動車のバッテリーにとって特に過酷な季節です。高温によって鉛バッテリー内部の化学反応や自己放電、腐食が進みやすくなることに加え、エアコンやドライブレコーダーなどの電装品の使用が増加するため、バッテリーへの負荷が高まります。
株式会社ケービーエル(KBL)は、このような夏季に高まりやすい車載バッテリーへの負荷やトラブルに備え、日本国内の自動車利用環境を踏まえたバッテリーの点検ポイントを案内しています。特に、お盆休みなど長距離移動や長時間の運転が増える前には、バッテリーの状態を事前に確認することが重要です。

お盆前に確認したいバッテリーの点検ポイント
Hankook & Companyによると、夏の高温はバッテリー性能の低下につながる可能性があります。また、電装品の使用増により車両が消費する電力が増える一方で、短距離走行や渋滞が続くと十分に充電されない場合があり、使用年数が経過したバッテリーでは、突然エンジンが始動しなくなる可能性もあります。KBLでは、以下の点検ポイントを推奨しています。
1. エンジン始動時の変化
スターターモーターの回転が以前より遅い、エンジンがかかるまでに時間がかかるといった変化は、バッテリー性能が低下している可能性を示すサインです。ヘッドランプの明るさの変化や、クラクション音が弱く感じられる場合も、販売店や整備事業者などでの点検が推奨されます。
2. バッテリーテスターを活用した健康診断
バッテリーの状態は、外観や電圧だけでは十分に判断できない場合があります。専用のバッテリーテスターを使用し、始動性能や充電状態などを総合的に確認することが重要です。突然のバッテリートラブルを未然に防ぐため、販売店や整備事業者などで、バッテリーテスターを使用した定期的なカーバッテリーの「健康診断」が推奨されています。
3. バッテリー本体と端子部分の確認
バッテリー本体の膨らみや変形、液漏れ、端子部分の著しい腐食などが見られる場合は、劣化や異常が発生している可能性があります。端子周辺の腐食や異物は電流の流れを妨げるおそれがあるため、異常が見られる場合は、販売店や整備事業者などへ点検を依頼してください。
4. 長期間駐車する際のドライブレコーダー設定
ドライブレコーダーの駐車監視機能は、エンジン停止中も車両のバッテリーから電力供給を受けて作動します。特に、24時間・365日監視するタイプは消費電力が大きく、車を使用しない状態が長期間続くと、バッテリー上がりが発生する恐れがあります。長期間車を使用しない場合は、ドライブレコーダーの省電力モードや電圧監視機能の設定を確認するとともに、駐車前にバッテリーの充電状態を点検してください。また、必要に応じて定期的に車両を走行させるなど、適切なバッテリー管理を行うことが大切です。
5. 使用年数と車両への適合を確認
バッテリーの一般的な交換目安は2~3年とされていますが、車両の使用頻度、走行距離、気温、電装品の使用状況などによって劣化の進み方は異なります。また、アイドリングストップ車、ハイブリッド車、充電制御車などでは、車両ごとに必要な規格や性能が異なります。交換時には、現在搭載されているバッテリーだけで判断せず、車種、年式、型式などの車両情報をもとに、適合する製品を確認することが重要です。
KBLが法人向けの適合照会・取扱い相談に対応
KBLは、Hankookバッテリーの日本総代理店として、法人の取扱事業者様向けに、車両情報に基づく適合照会、製品選定、国内在庫・納期、アフターサポート、販売支援などの相談に対応しています。
KBLは2025年2月からHankookバッテリーの日本総代理店として、製品の輸入、国内での品質管理、保管、出荷、販売支援、アフターサポートを担っています。販売開始から約1年半で、全国47都道府県、600社以上への供給が進み、累計出荷数は33.4万個となりました。全国の営業・物流ネットワークを通じ、単独店舗から複数拠点を展開する法人企業まで、それぞれの販売環境に応じた取扱いを支援しています。
夏季の点検・交換需要に向けた商品確保、新たな取扱い商材の検討、既存商品の見直しなどについても、KBLバッテリー事業部まで相談が可能です。
KBLのウェブサイトでは、法人向け適合照会・取扱い相談に関する情報が掲載されています。
Hankookバッテリーについて
Hankookバッテリーは、Hankook & Companyが展開する車両用バッテリーブランドです。Hankook & Companyは、1944年に自動車用バッテリーの生産を開始して以来、約80年にわたり車両用バッテリーの技術開発と製造を続けてきました。乗用車用、商用車用、産業用など幅広い用途に対応し、自動車メーカー向けの新車装着用バッテリーからアフター市場向け製品まで、世界100か国・450社へ供給しています。






