「生活道路」の法定速度引き下げに対応、ゼンリンがネットワークデータをアップデートし速度規制情報を提供

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安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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法改正の背景

今回の法改正は、生活道路における交通事故被害の抑止、特に歩行者の安全性の向上を目的としています。中央線、車両通行帯、中央帯などが設けられていない道路を自動車が走行する際の法定速度が、時速60kmから時速30kmに引き下げられるものです。対象となる道路は、全国の国道や都道府県道、市町村道のおよそ7割を占めるとされています。(出典:政府広報オンライン:https://www.gov-online.go.jp/article/202606/radio-3618.html

ゼンリンは、最高速度などの交通規制、道路幅員、レーンなどの情報を、日本全国の道路情報ネットワークデータ「Mobility based Network」で網羅的に管理しています。今回、法定速度引き下げ対象道路の速度規制情報のデータ整備を実施し、法改正当日よりデータの利用が可能な体制を構築しました。これにより、自動車・物流・都市交通分野へ正確なデータが安定的に提供されます。

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ゼンリンの道路ネットワークデータ「Mobility based Network」

「Mobility based Network」は、ゼンリンが提供する業界屈指の網羅性と精度を誇るネットワークデータです。自動車道路から公共交通(電車・バス・フェリー)、さらに駅構内や地下街などの歩行者専用通路まで、移動にかかわる日本全国のさまざまな通路と、それらを接続する交通結節点の情報を組み合わせて管理しています。さまざまな次世代モビリティを支えるデータ基盤として新たな価値を提供しています。

Mobility based Networkのイメージ

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「速度規制情報」の活用イメージ

「速度規制情報」は、モビリティ社会の安全性と生産性を維持するための高付加価値インフラとして、以下の分野における活用が期待されています。

  1. 自動運転・ADAS領域における安全性向上
    法改正に対応した速度規制情報を自動運転やADAS(先進運転支援システム)に反映することで、法定速度超過や標識の誤認識を防ぎ、安全で快適な走行を実現します。

  2. 物流・MaaS領域の効率化
    目的地までいち早く到着する走行ルート作成や、正確な到着予想時間の算出において、速度規制情報は非常に重要です。正確で効率的な運行計画の実現に加え、ドライバーの法定速度超過の防止、交通事故リスク低減などにも貢献します。

  3. テレマティクス保険の走行評価
    テレマティクス保険(運転データを基にした自動車保険)やフリート管理(社有車の安全かつ効率的な運用)などの走行評価において、公正な走行速度判定を実現できます。

  4. 都市計画分野での活用
    速度規制情報を使用した交通シミュレーションなどによる、都市計画分野での活用が推進されます。

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