日常に潜む「突然のデータ消失」のリスク
9月は「防災の日」を含むため、企業の防災意識が高まる時期です。近年、熊本県での地震や千葉県、石川県、富山県、福井県での記録的豪雨など、甚大な被害をもたらす自然災害が相次ぎ、災害への備えが急務となっています。しかし、大規模災害だけでなく、日常業務における機器の落下、水没、経年劣化といった「突然のデータ消失」も、事業継続を脅かす重大なリスクです。
データ復旧の現場では、PC本体や外付けHDD、USBメモリといった「単一メディア(1台のみ)」に重要データを保存していた結果、全データ喪失の危機に直面する企業からの相談が後を絶ちません。
機器別データ消失リスク
データ復旧の現場において、特にデータ消失の相談が多く、全データ喪失の危機に直面しやすいメディアとして、以下のものが挙げられます。

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USBメモリ・SDカードなど
持ち運びに便利な一方で、紛失や落下、水没による物理的な破損リスクが非常に高いです。また、長期間通電しないことによるデータの自然消失や、端子の接触不良、静電気によるデータ破損も発生します。予兆なくPCに認識されなくなるケースも多いため、重要データのメイン保存先としての利用は推奨されません。 -
PC(パソコン本体)
日常的に稼働しているため、内蔵ストレージ(HDD/SSD)の経年劣化による突然のクラッシュリスクを常に抱えています。さらに、ランサムウェア等のマルウェア感染によるデータ暗号化の直接的な標的になりやすい点も大きな懸念事項です。 -
外付けHDD・SSD
PC周辺での利用頻度が高く、「安全な取り外し」を行わずにケーブルを抜いたり、突然電源が切れたりすることによるファイルシステムの破損(論理障害)が頻繁に発生しやすいメディアです。特にHDDは内部に精密な可動部を持つため、稼働中のわずかな転倒や衝撃によるヘッドのクラッシュ(物理障害)、および経年劣化によって突然データへアクセスできなくなるリスクがあります。
1台のみにデータを保存することの危険性

USBメモリ、SDカード、PC、外付けHDD・SSDには、データが1台または1つの記録メディアにしか存在しない状況に陥りやすいという共通のリスクがあります。例えば、重要なファイルをPCの内蔵SSDだけに保存していた場合、SSDが突然故障すると、バックアップがなければデータ全体にアクセスできなくなる可能性があります。
また、外付けHDDをバックアップ先として利用していても、そのHDD自体が故障したり、火災や水害、盗難などによってPCとHDDの両方が被害を受けたりすれば、データを失う可能性があります。「データを保存している」ことと「データを安全に保護している」ことは同じではありません。大切なデータを守るためには、1か所だけに保存する運用から脱却し、複数の保存先へデータを分散させることが重要です。
データ保護の基本「3-2-1ルール」とは

データ消失のリスクを低減するための代表的なバックアップ設計指針が、「3-2-1ルール」です。これは以下の3つの考え方で構成されています。
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3:データを3つ保持する
オリジナルデータ1つに加えて、バックアップを2つ用意します。 -
2:2種類の異なる保存先・メディアを利用する
例えば、NASとクラウドストレージなど、異なる保存先を組み合わせます。 -
1:1つは別の場所(オフサイト)に保管する
オフィスとは異なる場所にデータを保管することで、災害や火災などによる同時被害を防ぎます。
3-2-1ルールに基づいて複数のコピーを異なる場所に保管することで、ハードウェア故障だけでなく、誤操作、ランサムウェア、自然災害、盗難など、さまざまなデータ消失リスクへの備えにつながります。
QNAP製NASで実現する強固なデータ保護

単一メディアへの保存によるデータ消失リスクを低減する方法として、株式会社リプラスが推奨しているのが「NAS(ネットワークHDD)」の導入です。特に、複数のHDDを搭載できるQNAP製NASを活用することで、RAIDによる冗長化や自動バックアップなど、データを守るための環境を構築できます。
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RAIDシステムによる冗長化(データ分散保存)
複数のHDDを一つのドライブとして認識する「RAID」を構築できます。これにより、万が一1台のHDDが故障しても、残りのHDDからデータを復旧・維持することが可能となり、物理的なドライブ故障による全データ消失を防ぎます。 -
自動バックアップ機能による人為的ミスの防止
QNAP社製NASでは、手動でデータをコピーする手間を省く自動バックアップが設定できます。スケジュール設定により任意のタイミング(毎週・毎月など)でバックアップジョブを自動実行できるため、バックアップの取り忘れを防ぎ、データ損失のリスクを大幅に低減させます。
バックアップをさらに強固にするポイント

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NAS同士でのバックアップ
重要なデータを1台のNASだけに保存するのではなく、別のNASへバックアップすることで、保存先を分散できます。社内のメインNASとは別のNASをバックアップ先として用意することで、万一メインNASに障害が発生した場合にも、バックアップからの復旧を目指すことができます。 -
NASからクラウドへのバックアップ
NASへの保存に加え、法人向けクラウドストレージ「TENMA」を活用した遠隔地バックアップを組み合わせることで、「3-2-1ルール」における「1つは別の場所(遠隔地)に保管する」という条件を簡単に実現できます。自然災害や火災、盗難などの不測の事態でオフィス内のNASが物理的な被害を受けても、クラウド上にデータが安全に守られているため、より強固で万全なデータ保護環境を構築可能です。
法人向けクラウドストレージTENMA HP: https://www.cloud-tenma.com/
データ復旧のプロが厳選したNASをご用意しています

株式会社リプラスの公式オンラインストア「Biz DATA BOX」では、数多くの記憶媒体のトラブルと向き合っているデータ復旧のプロフェッショナルが、性能と耐久性の観点から厳選したQNAP製NASと専用HDD(Seagate IronWolfなど)を組み合わせて、面倒な初期設定まで完了した商品を販売しています。大切なデータを突然のトラブルから守るため、単一メディアでの保存から、RAIDと自動バックアップを備えた「NAS」への移行をぜひご検討ください。

リプラス公式オンラインストア「Biz DATA BOX」には、QNAP NASサーバをはじめ厳選した商品が豊富にラインアップされています。全モデルにデータ復旧保証が付帯しており、安心して導入いただけます。ぜひお立ち寄りください。
公式オンラインストアはこちら: https://www.store.riplus.co.jp/
リプラス公式オンラインストア「Biz DATA BOX」取扱製品例
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【個人事業主・SOHO向け】QNAP TS-233 初期設定済みNAS

初期設定済み、RAID1構築済み、データ復旧保証1年が付帯しています。
オンラインストア商品ページ: https://www.store.riplus.co.jp/view/category/ct3 -
【中小企業向け】QNAP TS-264 初期設定済みNAS

高速CPU搭載で、複数ユーザーの同時アクセスに対応。データ復旧保証3年が付帯しています。
オンラインストア商品ページ: https://www.store.riplus.co.jp/view/category/ct5 -
【大容量・高性能モデル】QNAP TS-473A 初期設定済みNAS

4ベイモデルで大容量データ運用向け。データ復旧保証3年が付帯しています。
オンラインストア商品ページ: https://www.store.riplus.co.jp/view/category/ct7
商品の選択・ご相談

「どのモデルを選べばいいかわからない」「自社の環境に合わせたカスタマイズをしてほしい」といったご相談を受け付けています。また、社内のIT人材不足でお悩みで、専属スタッフによる運用保守のアウトソーシングをご検討中の企業様も、お気軽にフリーダイヤルまでお問い合わせください。
関連リンク
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リプラス公式オンラインストア「Biz DATA BOX」: https://www.store.riplus.co.jp/
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法人向けクラウドストレージTENMA HP: https://www.cloud-tenma.com/






