Mozaic™ 4+プラットフォームの革新性
Seagateは現在、他のハイパースケーラーからの認証取得も進めています。現在のディスク1枚あたりの記録密度は4TB超を実現しており、将来的に10TBを目指すロードマップに基づき、最大100TBに対応する可能性を秘めています。Mozaic™ 4+プラットフォームは、次世代サスペンションアーキテクチャと強化されたシステムオンチップを内蔵しており、より高密度で正確な記録とエンタープライズクラスの信頼性を維持します。プラットフォームの世代交代時も、大がかりなアーキテクチャ変更は不要で、継続的に容量を拡大できる設計となっています。
Seagateの会長兼最高経営責任者(CEO)であるデイブ・モズリー氏は、「データは企業にとって最も価値ある資産の一つであり、AI主導の世界で投資収益を最大化するためには、増え続けるデータ量を管理できるストレージソリューションが不可欠です。SeagateはHAMRベースのMozaicを通じて、データの可能性を最大限に引き出すために必要な拡張性、パフォーマンス、効率性を提供します」と述べています。
世界の最大級クラウドストレージプロバイダーの過半数がSeagateのMozaicプラットフォームの認証を取得しており、今回のマイルストーンは、本プラットフォームがデータセンターインフラにおいて重要な役割を果たしていることを示しています。
自社一貫製造によるHAMR技術の実用化
Seagateが独自に設計・製造しているレーザー技術は、HAMRの不可欠な構成要素であるナノフォトニクス工学への長年にわたる投資が結実したものです。設計から製造までを自社で行う垂直統合モデルにより、設計だけでなく、統制面からも歩留まりや信頼性、サプライチェーンのレジリエンスが強化されています。かつてないデータ急増に伴ってストレージ需要が史上最高に高まる中では、これらの要素すべてが極めて重要となります。垂直統合により、ハイパースケーラーからの認定取得までの期間を短縮するとともに、製造コストの予測可能性を高めています。
AI時代のデータセンター課題への対応
人工知能(AI)の活用を支えるのは、膨大な量の学習データ、過去のアーカイブ、AI生成コンテンツ(ますます大規模化する動画やその他のマルチモーダル生成物など)を保持し、アクセスする能力です。ハイパースケーラーにとって大容量ハードディスクドライブは、信頼性の高いAIワークロードの実現に伴って加速度的に増大するデータプールをコスト効率よく保存、管理、再活用するうえで欠かせません。
Mozaic™ 4+プラットフォームを使用すると、ディスク1台あたりの容量は大幅に増加します。インフラの設置面積やエネルギー消費量を増やすことなく拡張可能な、大容量でコスト効率の高いストレージを整備し、大規模AIを活用できるコスト基盤を強化できます。ラックあたりとワットあたりの容量を増やせるMozaic™ 4+によって、企業はデータセンターの効率性を高め、総所有コスト(TCO)を削減しながら、データを長期にわたって持続可能な形で保存し、再活用できるようになります。
1エクサバイト規模の構成において、標準的な30TB構成と比べてインフラ効率を約47%向上させます。データセンター設置面積を約100平方フィート削減し、年間エネルギー消費量の削減効果は約80万kWhに達すると試算されています。
TECHnalysis Researchの社長であるボブ・オドネル氏は、「AIモデルが進化し、生成AIを搭載したアプリケーションの機能と範囲が拡大するにつれて、AIの進歩を継続させるためには、実際のデータと合成的に生成したデータの両方を合わせた膨大なデータが必要不可欠であることが明らかになりました。AIモデルの構築や利用を手がける企業は、モデルの大規模学習においても、高度なファインチューニングにおいても、HAMRのような大容量ハードディスクドライブの技術革新が、成果物の品質と速度において極めて重要であることを認識しています」と述べています。
提供時期
最大44TBの容量をサポートするSeagateのMozaic™ 4+ハードディスクドライブは、2社の大手ハイパースケールクラウドプロバイダー向けに量産出荷を開始しました。生産規模の拡大とともに、より広範な供給を計画しています。
Seagate Technologyに関する詳細は、以下の公式サイトをご覧ください。






