エバーブルーテクノロジーズ、害獣・不審者対策UGV「機動警備ドローン」を発売
エバーブルーテクノロジーズ株式会社は、ドローン技術を通じて持続可能な社会の実現を目指し、除雪ドローン®で培った遠隔操縦と悪路走破性能を応用した無人陸上車両(UGV)「機動警備ドローン MSD-F22」の販売を2026年3月4日より開始しました。本製品は、害獣・不審者対策や無人見回りといった用途で、山間部、農地、広域施設などの巡回業務における課題解決に貢献します。

開発の背景
近年、少子高齢化と労働者人口の減少により、農地、山間部、公共インフラの巡回業務における負担が増加しています。具体的には、シカやイノシシによる鳥獣害被害、クマ出没地域や建物内の安全確認、メガソーラーや公共施設の見回り、災害時の初動状況確認といった多岐にわたる課題が存在します。
「機動警備ドローン MSD-F22」は、人や自動車、大型車両が立ち入りにくい場所での遠隔確認や巡回業務を補助する目的で開発されました。
主な特長
遠隔操縦と自動走行機能
本製品は、見通し距離での遠隔操縦に加え、GPSを利用したルート設定による自動走行モードを搭載しています。2D LiDARによる障害物検知機能も備わっており、障害物を検知した際には自動で停止するため、安全性が考慮されています。なお、遠隔操縦者による監視と安全確認を前提としています。
優れた悪路走破性能
独立4モーターAWDと低重心設計を採用することで、オフロードでの走行はもちろん、約200mmの段差の乗り越えや、最大斜度30度の法面でも安定した走行が可能です。走行性能は路面状況によって異なります。
リアルタイム映像確認
FPVカメラを搭載しており、リアルタイムの映像を手元のコントローラーで確認できます。電波の到達距離は周辺環境により変動します。
威嚇機能(オプション装備)
オプションとして、高輝度ライトと音響装置を搭載することが可能です。これらを遠隔操作することで、ライト照射や警告を行い、不審者や害獣への威嚇に対応できます。
運搬・牽引用途(オプション装備)
オプションの荷台やブレードを装着することで、運搬や牽引、さらには除雪・排土・整地作業にも対応できるようになります。
代表取締役 野間 恒毅氏のコメント
野間恒毅代表取締役は、「除雪ドローン®で培った遠隔走行技術は、『危険な場所に人が行かなくて済む』という価値を生み出してきました。今回の機動警備ドローンは、その思想を警備・防除分野へ拡張したものです。人手不足が進む中でも、安全と持続可能性を両立できる現場づくりに貢献してまいります。」と述べています。
エバーブルーテクノロジーズは、「社会課題をテクノロジーで解決する」という理念のもと、水上ドローン、除雪ドローン®、そしてUGVを通じて、現場の省人化、安全性向上、持続可能な社会づくりに貢献していく方針です。
主な仕様(MSD-F22)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 操縦方式 | 遠隔操縦・ルート設定走行 |
| サイズ | 全長 1.3m x 全幅 0.8m x 全高 0.7m |
| 装備重量 | 約100 kg |
| タイヤサイズ | ホイールベース:0.7m タイヤ:4.00-7 2P.R. 外径 約0.4m |
| 操舵方式 | スキッドステアリング(差動式) |
| 最小回転半径 | 約0.7m |
| バッテリー | 12V鉛蓄電池×2(24V) |
| 最高速度 | 前後進10km/hまたは6km/h (常温、平たん路) |
| 稼働時間 | 2.5時間 (常温、平たん路にて無負荷走行時。気温低下、負荷増加に応じて減少します) |
| 駆動モーター | DC24V・250W x 4個 = 1000W または 350Wx4個=1400W |
| 充電方式 | 家庭用コンセント AC100V 6時間から10時間(常温) |
| 急速充電器 (オプション) | 3時間から5時間 |
| 安全装置 | 安全ブレーカー、2D LiDAR |
| 同梱品 | 高機能コントローラー、充電器 |
※価格は使用用途・機能・装備に応じての見積もりとなります。
※仕様は予告なく変更される場合があります。
※「除雪ドローン®」はエバーブルーテクノロジーズ株式会社の登録商標です。
製品の詳細については、以下のリンクよりご確認ください。






