生成AI利用で顕在化する新たな情報漏えいリスク
生成AIは業務効率化や生産性向上に貢献する一方で、機密情報や個人情報が意図せず外部に送信されるリスクが顕在化しています。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初めて選出されました。この状況から、企業におけるAIの適切な利用が強く求められています。
特に、従業員が個人の判断で生成AIを利用する「シャドーAI」による情報漏えいは、従来のWeb制御やルール整備だけでは防ぎきれないケースが増えており、ガバナンス上の課題となっています。また、AIに不正な指示を埋め込んで機密情報を引き出す「プロンプトインジェクション攻撃」のリスクも高まっており、従業員の意図にかかわらず情報が外部に流出する危険性も増しています。

「Fortra DLP」による包括的なデータ流出防止対策
こうした課題に対し、東芝デジタルエンジニアリングは、エンドポイント(PC)上のデータ操作を高精度に可視化・制御できるDLP(Data Loss Prevention:データ流出防止)製品「Fortra DLP」の販売を開始しました。
「Fortra DLP」の特長は、生成AIへの入力操作やコピー&ペーストを含め、PC上で行われるデータの取り扱いを端末レベルで把握・制御できる点にあります。特定の生成AIサービスの利用を制限するのではなく、機密データが外部に出る行為そのものを抑止することで、AI活用と情報保護の両立を可能にします。
ブラウザやアプリケーション、クラウドサービスの種類に依存せず、以下のような操作を端末レベルで把握・制御できます。
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生成AIプロンプトへの入力やコピー&ペースト操作
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ファイルのコピー、移動、編集
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USBメモリや外部ストレージへの持ち出し
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メール添付やクラウドストレージへのアップロード

「Fortra DLP」は、生成AI利用時の情報漏えい対策に加え、以下のリスクにも対応できるため、企業全体のデータガバナンス強化に寄与します。
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内部不正による意図的なデータの持ち出し
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誤操作による情報漏えい
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テレワークやオフライン環境でのデータ流出
導入から運用まで一貫した支援体制
東芝デジタルエンジニアリングは、Fortra社がTripwireブランドで事業を展開していた1998年より同社製品を取り扱っており、長年にわたり培ってきた技術知見と導入ノウハウを有しています。これらの実績を活かし、「Fortra DLP」の導入検討から設計、展開、運用までを一貫して支援しています。
提供される支援メニューは以下の通りです。
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Fortra DLP Cloud導入支援サービス
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Fortra DLP オンプレミスサーバー構築サービス
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Fortra DLP管理者教育サービス
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Fortra DLP保守サポートサービス
これらのサービスにより、セキュリティやITの専門人材を十分に確保できない企業においても、導入から運用定着までスムーズに進めることが期待されます。
フォートラ・ジャパン株式会社のアジア環太平洋地域・日本営業本部長であるジーン・ン氏は、東芝デジタルエンジニアリングが長年の実績に基づき、日本の企業に業界をリードするコンプライアンス・インテグリティソリューションを提供してきたことに触れ、Fortra DLPの提供開始が両社の協業における新たな章の始まりであると述べています。詳細についてはFortraのウェブサイトをご参照ください。
「Fortra DLP」の詳細については、以下のページをご参照ください。
展示会・ウェビナーのご案内
東芝デジタルエンジニアリングは、「Fortra DLP」に関する情報提供として、展示会出展と無料オンラインセミナーを開催します。
展示会出展
2026年5月13日(水)から15日(金)までインテックス大阪で開催される「第2回[関西]製造業 人手不足対策 EXPO」に、「Fortra DLP」を出展します。ブースでは実機でのデモンストレーションを体験できます。

無料オンラインセミナー
「Fortra DLP」のデモンストレーションや同社オリジナルサービスを紹介するウェビナーが開催されます。質疑応答の時間も設けられています。

「AIを止めるな。情報漏えいを止めよ ― Fortra DLPが実現するAI時代の企業データ保護 ―」
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開催日時
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第1回 6月10日(水)14:00~15:00
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第2回 6月17日(水)10:00~11:00
※両日とも講演内容は同じです。
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東芝デジタルエンジニアリングは、お客様のセキュリティパートナーとして、ICT全般にわたるサービスを提供しています。ICTにおける課題やお悩みがある場合は、同社ホームページよりお問い合わせが可能です。





