EV導入における課題とREXEVの新たな取り組み
脱炭素社会の実現に向けて電気自動車(EV)の導入が企業や自治体で加速していますが、それに伴い「充電による電力ピークの増大」、「電気料金の高騰」、「充電タイミングの管理工数」といった課題が顕在化しています。
REXEVはこれまで、自社開発のeモビリティ・マネジメントプラットフォーム(eMMP)を活用し、主にEVカーシェアリングシステムの提供を通じて企業の脱炭素化を支援してきました。しかし、EV普及の本格化に伴い、EVカーシェアリングの枠を超えた「充電インフラのスマート化」へのニーズが高まっています。
このような背景から、REXEVはこれまでのEV運用ノウハウを結集し、EV導入に合わせた「スマート充電器システム」の提供を強化しています。今回のNTT西日本出羽町ビルへの「N.mobiスマート充電プラン」導入は、その中核となる取り組みの一つです。
REXEVが提供するスマート充電システムの特徴
REXEVのスマート充電システムは、従来の「充電器は、充電できて当たり前」という常識を超え、導入されたEVを効率的かつ最適に充電できる環境を提供します。国際標準通信プロトコルであるOCPP(Open Charge Point Protocol)に対応しており、市販のスマート充電器をREXEVのクラウドシステムから直接制御することが可能です。

1. 電力価格や使用状況に応じた「経済的な自動充電」
このシステムは、施設の契約電力を超過しないよう充電を自動で制御し、デマンド値の上昇による電気料金の高騰を回避します。また、電力市場価格と連動し、電気料金が安い時間帯を自動的に選んで充電を行う制御も可能です。これにより、担当者の手間を減らしながら電気料金の削減を実現します。導入により、約20%の充電電力量料金削減実績があるとのことです。
2. 車両予約と連動した「最適充電制御」
車両管理システムとの連携により、利用予約に合わせて必要な電気量を自動で確保します。「いざ使うときに充電がない」という事態を防ぐとともに、独自の使用予測システムにより常に最適な充電残量を維持します。すでに車両予約システムが導入されている場合でも、車両利用を予測して最適な充電を行うシステムが利用でき、お客様の状況に応じた柔軟なサービス設計が可能です。
3. 環境価値を高める「クリーンな充電」
太陽光の発電量や電力需要を予測し、発電量の多い時間帯に充電をシフトさせることが可能です。これにより、化石燃料由来の電気ではなく、再生可能エネルギーを優先して充電することで、脱炭素化を加速させます。この機能は太陽光発電設備がある場合に限定されます。
4. 既存の充電器でも利用が可能なサービス
REXEVのeMMPと連携可能な充電器がすでに導入されている場合、新たに充電器を設置しなくてもサービスを利用できます。NTT西日本出羽町ビルに導入された「N.mobiスマート充電プラン」では、既設充電器を活用し、ピーク電力抑制制御や車両利用を予測したスマート充電機能が利用されています。
今後の展望
REXEVは、今回の導入を契機にNTTビジネスソリューションズとの連携をさらに深め、システムOEM提供を通じて「スマート充電」の普及拡大を強力に推進していく方針です。企業が抱えるEV運用の課題をトータルに解決し、持続可能な社会の実現とEVの利活用推進に貢献していくことが期待されます。
本件に関するお問い合わせ先は以下の通りです。
株式会社REXEV 広報担当
Tel:03-3525-8008 E-mail:info@rexev.co.jp





