自動運転トラックの夜間走行が大幅進化!パナソニックEWとT2、道路照明で白線認識距離2.3倍向上を実現

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安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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実証の背景と目的

パナソニックEWは、住宅、オフィス、商業施設、道路・屋外空間など、多様な空間に電気設備を提供しており、道路照明分野では、まぶしさの抑制や路面の見えやすさに配慮した光環境づくりに取り組んでいます。

T2は、トラックドライバー不足に対応するため、2027年度以降にレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の開始を目指しています。すでに2025年にはレベル2自動運転トラックによる商用運行を開始しており、2030年代には2,000台の運行を計画しているとのことです。

自動運転トラックの普及において、「道路側との協調」は重要な要素の一つです。T2の自動運転トラックは、車両に搭載されたカメラをはじめとする各種センサーで周辺状況を認識して走行しますが、高速道路の照明設備との協調により、走行の安全性をさらに高められると考え、今回の実証に至りました。

夜間の道路で、ヘッドライトを点灯させた大型トラックが停車している様子

夜間、大型トラックの前で反射ベストを着用した人々がポーズをとって写る集合写真

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実証の内容と結果

本実証は2026年1月、一般財団法人 日本自動車研究所の城里テストセンター(茨城県)にて夜間に実施されました。パナソニックEWが高速道路に実装を進めている低位置型の照明設備を活用しつつ、実証向けに明るさや光のムラの有無など、複数の条件を細かく調整して組み合わせました。

夕焼け空の下、自動運転技術を搭載した大型トラックが路上に停車している

黒い背景に設置された、複数の発光するチューブが内部に見える白色の長方形の照明器具

第一走行車線上の自動運転トラックに搭載されたカメラで、テストコースの白線の認識状況が定量的に確認されました。その結果、路面を明るく、光のむらが少ない光環境に整えることにより、自動運転トラックで白線を認識できる距離が、ヘッドライトのみを点灯した場合と比較して、最大2.3倍まで向上することが判明しました。

夜間の道路を映した画像で、ヘッドライトのみの場合と、ヘッドライトに低位置照明を組み合わせた場合の視認性を比較

棒グラフは、ヘッドライトのみの場合と、ヘッドライトに低位置照明を併用した場合の白線の検知距離を比較

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今後の展望

パナソニックEWは、今回の実証結果を踏まえ、T2の協力を得ながら追加の実証を進め、自動運転トラックと道路照明設備の協調の有効性をさらに深めていく方針です。

将来的には、路車協調システム用のセンサーを一体化させた照明設備を新たに開発し、2030年代を目途に高速道路への実装を目指します。低位置型の照明設備にセンサーを一体化することで、施工・維持管理の効率化を図るとともに、独自のセンシング技術によるデータの利活用にもつなげ、道路照明設備を基軸とした自動運転を支える道路のデジタルインフラ化に取り組んでいくとのことです。

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株式会社T2 会社概要

  • 本社所在地:東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 日比谷国際ビル 1階

  • 代表者:代表取締役 CEO 熊部 雅友

  • 設立日:2022年8月30日

  • 事業内容:自動運転システムの開発、レベル 4 自動運転トラックによる幹線輸送サービス事業、幹線輸送に付随した関連サービス事業、その他関連サービス事業

  • 企業サイト:https://t2.auto/

  • 公式X:https://x.com/t2_auto

  • 公式note:https://note.com/t2_auto

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