導入の背景と目的
障害者等用駐車スペースは、車いすを利用する方や歩行が困難な方にとって、施設を安全かつ円滑に利用するために不可欠な設備です。しかし、対象者以外による不適切な駐車が発生し、本当に必要としている方が駐車できないという課題がありました。このような不適切利用への対策として、カラーコーンなどを設置するケースもありますが、利用者の身体的な負担や施設スタッフの運用負担が生じていました。
「VEEMO Welfare」は、デジタル障害者手帳「ミライロID」による利用資格の確認と、スマートフォンから操作できる物理スタンドを組み合わせることで、これらの課題解決を支援するサービスです。今回の導入により、障害のある方やそのご家族が、より安心して店舗を利用できる駐車環境の実現を目指しています。
VEEMO Welfare(ビーモ ウェルフェア)について
「VEEMO Welfare」は、「障害者等用駐車スペース」の適正利用を実現するために開発されました。車室の中央にスタンドを設置し、ミライロIDと連携された方のみがアプリ操作によりスタンドを下げて車室を利用できる仕組みです。

主な特徴は以下の通りです。
- 物理的ブロック:車室を物理的にブロックすることで、適正利用以外の車両の入庫を防止します。
- デジタル連携:デジタル障害者手帳「ミライロID」と連携し、本当に必要な方のみが車室を利用できます。
- 無人運用:アプリで操作が完結するため、施設での人員対応を削減できます。

株式会社カーショップユタカの導入店舗
愛知県一宮市に本社を置く株式会社カーショップユタカは、尾張エリアでオートバックスフランチャイズ事業を展開しています。今回、「VEEMO Welfare」が導入されたのは、以下の3店舗です。

-
スーパーオートバックス・ルート22北ナゴヤ(愛知県北名古屋市中之郷天神2)
-
オートバックス・大治店(愛知県海部郡大治町大字西條字柳原60-1)
-
オートバックス一宮大和店(愛知県一宮市大和町苅安賀川原8-1)
今後の展望
2024年4月1日に改正障害者差別解消法が施行され、事業者には障害のある方への合理的配慮の提供が義務化されました。また、合理的配慮を円滑に行うためには、施設や設備などの「環境の整備」を継続的に進めることが重要とされています。
VEEMO株式会社は、「VEEMO Welfare」を通じて、障害者等用駐車スペースを必要とする方が安心して利用できる環境づくりを支援してまいります。今回の株式会社カーショップユタカ運営店舗への導入をはじめ、今後も商業施設、空港、病院、公共施設など様々な施設への展開を進め、「必要な方が、安心して駐車できる社会」の実現と、移動におけるアクセシビリティの向上に貢献していくとのことです。
関連情報
デジタル障害者手帳「ミライロID」
「ミライロID」は、障害者手帳を所有している方を対象としたスマートフォンアプリです。ユーザーは、障害者手帳の情報や求めるサポート内容などを登録でき、本人確認書類として認めている事業者において割引が受けられるほか、障害種別に応じた生活に役立つ情報を受け取ることができます。
- ミライロID 公式サイト:https://mirairo-id.jp/
VEEMO株式会社

VEEMO株式会社は、駐車場のDX(デジタル化)に取り組む企業です。駐車場検索アプリ「VEEMO」では、目的地周辺の駐車場検索、スマホ予約・決済駐車場「VEEMO Parking」での駐車・決済、そして「VEEMO Welfare」による障害者等用駐車スペースの適正利用支援まで、駐車に関わる様々な場面を一つのアプリで完結して利用できます。「移動に関する不満を無くし、スムーズな移動体験の提供」をビジョンに掲げ、誰もが快適に移動できる社会の実現を目指しています。
- VEEMO株式会社 公式サイト:https://veemo.jp/lp





