ERPC、ハイパフォーマンスVPS全ラインナップを性能強化しP99レイテンシ150〜200ms改善、価格は据え置き

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安和 賢二(やすわ けんじ)

愛車歴20年!メインはトヨタ車。カーリースを活用して維持費を最大限抑えながら好きな車にも気軽に乗れるカーライフを送ってます。これまでのモーターライフで得た経験をもとに、維持費を抑えて賢く運転する情報を発信する「enjoyモーターライフ」を運営。

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パフォーマンスブーストの概要

今回のパフォーマンスブーストは、省電力およびパフォーマンスセーブに関わる全ての機能を徹底的に排除するという設計思想に基づいています。

市販のVPSは、安定性、電力効率、汎用性を優先する保守的な設計が一般的です。しかし、Solanaの高頻度処理のように1msを競う領域では、これらの保守的な設定がパフォーマンスの天井となることがあります。

ERPCのハイパフォーマンスVPSでは、CPU C-stateの無効化、CPUガバナーのperformance固定、カーネルパラメータの最適化、ネットワークスタックのチューニング、メモリ設定の最適化など、あらゆるレイヤーにおいて省電力・パフォーマンスセーブ機能を排除し、スピードを最優先に引き出す構成が適用されました。

P99 レイテンシ 150〜200ms 改善を観測

本パフォーマンスブーストの適用後、ストリームワークフローのテストにおいてP99レイテンシ150〜200msの改善が観測されています。Solanaにおいて、このレベルのレイテンシ改善はトランザクションの着地順序に直接影響するオーダーの差であり、高頻度取引、DeFi、リアルタイム処理において決定的な競争優位をもたらすと考えられます。

省電力・パフォーマンスセーブ機能の排除により、VPSでありながらベアメタルサーバーの性能に近づく構成が実現されました。仮想化レイヤーの存在は変わらないものの、ホスト側で速度を制限していた要因を徹底的に取り除くことで、ベアメタルとの性能差が大幅に縮小されています。ベアメタルサーバーの在庫が限られる中、VPSでプレミアムなパフォーマンスを手に入れられる選択肢として、より強力な製品となりました。

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対象リージョンと構成

パフォーマンスブーストは、以下の全6リージョンのPremium VPS、EPYC VPS、SUPER VPS全構成に適用済みです。

  • フランクフルト

  • アムステルダム

  • ロンドン

  • ニューヨーク

  • シンガポール

  • 東京

Premium VPSの高クロック性能、EPYC VPSのコスパ運用、SUPER VPSのバランス構成という各製品の特性はそのままに、全ラインナップで速度優先のチューニングが適用されています。

ERPCのPremium VPS料金表

Premium VPSのすべての構成において、5.7GHzの業界最高クロックCPU、ECC DDR5メモリ、NVMe4 SSD、25Gbps × 2ネットワーク、無制限トラフィック、オーバーコミットなし、ERPC Solana RPCプラットフォームとのゼロ距離通信という品質基準が維持されています。価格は据え置きのまま、パフォーマンスのみが向上する製品リニューアルです。

ERPC VPSの詳細は以下のリンクからご確認いただけます。
https://erpc.global/ja/vps/

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スピードを第一要件とする設計思想

市販のVPSは、安定性と汎用性を第一要件として設計されています。これは多くのユースケースにおいて正しい選択ですが、Solanaの高頻度取引のように1msを競う領域では、設計思想そのものが異なります。

ERPCのハイパフォーマンスVPSは、スピードを第一要件として設計されています。コンピューターの最適化にはトレードオフが伴い、何を重視するかがエッジの鋭さを決定します。ERPCの第一要件はスピードであり、このスピードを改善することが使命とされています。

そのため、汎用VPSで一般的な安定性・省電力寄りの設計ではなく、スピードを最優先にした構成を採用しています。速度がそのまま価値に直結するプロフェッショナルなユーザーのための、プロフェッショナルユース製品です。

ERPC VPSとGoogle Cloudのベンチマーク比較

SLVによる開発環境の進化

スピードを第一要件とすることは、データが消えてもよいということではありません。

昨今のオープンソースの発展、ベストプラクティスの共有、技術知識の普及、そしてAIエージェントの登場により、バックアップの保持、ノードの分割によるスケーリングとレジリエンスの向上といった基礎的かつ重要な運用は、個人レベルでも達成しやすくなっています。しかし、AIエージェントによる開発の裾野が急速に広がった今、これらの運用を「知識がある人だけができること」のままにしておくべきではないと考えられています。

SLVは、その環境整備を担うオープンソースツールとして進化を続けています。知識の有無にかかわらず、安全な運用が当たり前に実現されるための基盤をSLVが提供します。近日中に、SLVを使うことで手放しにノードバックアップが可能になる新機能のリリースが予定されています。

特にブロックチェーン開発は金融と直結しており、ハッキングや脆弱性の問題が日常的に発生しています。今後、ブロックチェーン技術はRWA領域をはじめとするデジタル資産を支える基盤として普及が進むでしょう。SLVは、意識せずとも安全なアプリケーション開発を可能にするべく、包括的なSolana開発ツールとして進化を続けています。

現在SLVは、メジャーな全タイプのSolanaバリデータおよびSolana RPCの立ち上げ・運用・ノーダウンタイム移行のサポート機能を保持しており、すべての機能がMCP対応、AIエージェントによる利用が可能になっています。今後は、RPCを活用したSolana dApp開発や高頻度取引用アプリ開発にも有効な、AIエージェント時代のオープンソースツールとして拡張していく予定です。

SLVに関する情報は以下のリンクからご確認いただけます。

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メンテナンスに関するお知らせ

本パフォーマンスブーストは全リージョンのほとんどのVPSに適用されましたが、一部の利用負荷の高いインスタンスについては、安全な移行のため、お客様個別にご案内を送付したうえで、段階的にメンテナンスが実施されます。パフォーマンス改善の規模が大きい場合、設計レベルの変更を伴う場合があるため、事前のご案内メールは必ずご一読いただき、重要なデータについては定期的なバックアップ取得が推奨されています。

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5年連続 WBSO 承認 — 研究開発成果が直接パフォーマンスに反映

ELSOUL LABOは、オランダ政府の研究開発支援制度WBSOにおいて2022年以降5年連続で承認を受けています。超低遅延を前提としたSolana RPCインフラの研究開発、バリデータ配置・運用オーケストレーションの自動化に関する研究を継続しており、その成果は直接的にプラットフォームのパフォーマンス改善に反映されています。

今回のハイパフォーマンスVPSパフォーマンスブーストも、これらの研究開発の中で蓄積された知見が実運用として具現化されたものです。R&Dの成果は積み重ねであり、改善の角度は時間とともに大きくなっているとのことです。

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次世代の選択肢 — AS200261 Solana 特化データセンター

ELSOUL LABOは、RIPE NCCより自社ASN(AS200261)の付与を受け、Solana特化のトップティア新データセンターの開設を進めています。既存のプレミアムデータセンターを超える、最高品質のインフラとして設計されており、今月末から来月にかけて利用開始が予定されています。

最新世代のAMD EPYC第5世代、AMD Threadripper PRO第5世代(9975WX等)、NVMe第5世代で統一されたハードウェア構成に加え、自社ASNによる最適なネットワーク経路設計が実現されます。パフォーマンスとASNコンセントレーションスコアの両立という、これまで二律背反とされてきた条件を同時に満たす、理想の選択肢となることでしょう。

初期ロットは予約完売となっていますが、次回入荷分以降はウェイトリスト順に案内されます。

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お問い合わせ

ハイパフォーマンスVPSに関するお問い合わせは、Validators DAO公式Discordにてサポートチケットを作成してください。

日頃よりERPCをご利用いただき、心より御礼申し上げます。

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