「駅から近いか」への言及率、首都圏で高くその他地方で低い傾向
調査結果によると、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の見学者は21.1%が「駅から近いか」という点に言及しています。これは、公共交通網が発達している地域ならではの関心の高さを示していると言えるでしょう。一方、その他地方では6.6%と、首都圏と比較して約3倍の差が見られました。
関西圏(大阪府・京都府・兵庫県)では18.0%、地方主要4都市(札幌・仙台・広島・福岡)では10.5%と、首都圏とその他地方の中間に位置する結果となっています。中京圏(愛知県)は10.3%で、地方主要4都市とほぼ同じ水準です。

地域圏別「駅から近いか」への言及率
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首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県):21.1%
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関西圏(大阪府・京都府・兵庫県):18.0%
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札幌・仙台・広島・福岡を含む地域:10.5%
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中京圏(愛知県):10.3%
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その他地方:6.6%
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中京圏では「車・駐車場」への関心が「駅近」を上回る
「車・駐車場」への言及率を見ると、中京圏が13.1%で5地域圏中トップとなりました。これは、中京圏が自動車移動を中心とする生活圏であることと関連していると考えられます。中京圏では「駅から近いか」への言及率が10.3%と低い一方で、「車・駐車場」への言及率がこれを上回り、優先順位が逆転している点が特徴的です。その他地方での「車・駐車場」への言及率は9.0%と、5地域圏で最も低い結果となりました。
入居検討時の注意点と所長コメント
みんなの介護研究所の所長である武智弘樹氏は、この調査結果について以下のようにコメントしています。
「地方では車で通うから駅を見ない、という単純な話ではありませんでした。その他地方では、駅6.6%、車・駐車場9.0%、バス1.7%と、どの交通手段への言及率も最も低いです。立地への関心が薄いのではなく、関心の向き先が交通手段そのものではないのでしょう。」

武智氏はさらに、「三大都市圏で『駅から近いか』に触れた人の割合を並べると、首都圏21.1%・関西圏18.0%に対し、中京圏は10.3%と、地方主要4都市の10.5%とほぼ同じ水準まで落ちます。逆に車・駐車場では中京圏13.1%が5地域圏で最も高いです。愛知県内には鉄道より自動車移動が中心の都市が多く、見学者もその生活圏の感覚のまま『駅より駐車場』を重視しているのでしょう。」と分析しています。
入居を検討する際は、地域特性を考慮した上で、以下のような点を確認することが推奨されます。
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首都圏・関西圏で探す場合:駅からの実際の歩きやすさ。
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中京圏で探す場合:駐車場の有無。
まだ見学に行けない場合は、通っている家族の口コミを読むことから始めてみるのも良いでしょう。
調査概要
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調査実施日:2026年9月12日
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調査対象サイト:「みんなの介護」
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調査対象:2025年9月~2026年8月に「みんなの介護」経由で老人ホームを見学し、見学アンケートに回答した人(全施設種別合算)
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調査機関:みんなの介護研究所(株式会社クーリエ)
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調査手法:自社アンケートデータの集計
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算出方法:回答者を、見学した施設の所在都道府県をもとに5つの地域圏(首都圏、関西圏、中京圏、札幌・仙台・広島・福岡を含む地域、その他地方)に分類し、地域圏ごとに自由記述の回答に「駅」「電車」のいずれかの語を含む回答の割合、および「車」「駐車場」のいずれかの語を含む回答の割合を算出しました。回答数は合計19,924件です。
株式会社クーリエについて
株式会社クーリエは、「きちんとした情報があれば、人はもっと良い選択ができる」という考えのもと、介護施設検索サイト「みんなの介護」を中心に、介護人材採用メディア「みんジョブ」、介護福祉士・ケアマネ試験対策ツール「ケアスタディ」など、介護に関する意思決定を支えるデジタルプラットフォームを運営しています。介護に関する調査・研究は、社内研究機関「みんなの介護研究所」が行っています。







