登録の背景:日本企業が直面する社会課題とDXの“最後の壁”
少子高齢化の進行により、日本社会では労働人口の減少が深刻な課題となっています。企業や自治体においては、限られた人材で業務を継続・高度化していく必要がある一方、ベテラン層への依存や属人化した業務プロセス、引き継がれない知識や判断ノウハウが、事業継続や生産性向上の大きな障壁となっています。
こうした背景のもと、セキュアなコンテンツ管理基盤としてインテリジェントコンテンツ管理プラットフォーム「Box」を導入する企業は年々増加しています。一方で、オンプレミスの基幹システムや既存データベースとBoxをつなぐ領域では、依然として手作業によるファイルアップロードやデータ変換が残り、DXが現場で止まってしまうケースは少なくありません。
この“最後のひと手間・業務プロセスの断絶点”が自動化されないことにより、以下の問題が発生し、DXが本来目指すべき「生産性向上」や「持続可能な働き方」の実現を阻む要因となっていると考えられます。
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人手による作業負荷や属人化の残存(受発注データの入力、レポート作成作業など)
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ヒューマンエラーによるデータ不整合や情報漏えいリスク
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IT部門への過度な依存によるDX推進の停滞
「Waha! Transformer」が果たす役割:社会課題解決に向けた“つなぐDX”
今回、Boxエコシステムソリューションに登録された「Waha! Transformer」は、基幹システムとBoxをノーコードでつなぎ、手作業に依存していたファイル連携業務を自動化することで、これらの課題解決に貢献します。
「Waha! Transformer」は、オンプレミス、クラウド、SaaS、Excelなど多様なデータを柔軟に統合し、Boxを起点とした社内外との安全な情報連携を実現します。
主な特長
- Box API連携をノーコードで実現
APIやプログラミングの知識不要で、GUI操作のみで柔軟な連携フローを構築できます。IT部門に依存しない業務部門主導のDXを支援します。 - 大量データの高速処理
基幹システムが保有する数百万件規模の大容量データであっても、自動で高速に加工・変換し、Boxへ連携できます。処理時間を大幅に短縮し、夜間バッチや手作業による待ち時間を削減します。 - 純国産ツールならではの対応力
日本企業特有の複雑な業務フローや文字コード(外字など)にも対応し、「日本の業務慣行がDXの障壁になる」という課題を解消します。
これらの特長により、「Waha! Transformer」は人手不足下でも持続可能な業務運用を実現し、効率性の高いデジタル基盤の構築を支援します。

ユースケース:「Box × Waha! Transformer」による業務課題の解決策
1. 【経営管理】予実管理とレポート作成の完全自動化
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業務課題: 各拠点がBoxに保存した予算Excelと、基幹システムにある大量の実績データが散在しており、手作業での集計・レポート作成に多大な時間を要しています。
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対応内容: 「Waha! Transformer」がBox上のファイルと基幹システムデータを自動で収集・結合し、高速処理で「予実対比表」を作成して再びBoxへ自動格納します。
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効果: 集計業務を完全に自動化することで、経営層が最新データに基づいた迅速な意思決定を行える環境を実現します。
2. 【受発注業務】Box上の発注データを基幹システムへ自動連携
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業務課題: 取引先からBoxへアップロードされた複数の発注ファイルを、担当者が手動で確認・入力しているため、転記ミスや対応漏れのリスクがあります。
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対応内容: Boxへのファイル保存を一定時間間隔で監視し、対象データをノーコードで変換して基幹システムへ自動登録します。処理結果の通知までを無人化します。
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効果: 受注処理のスピードと正確性が向上し、入力ミスや属人化による業務遅延を解消します。
3. 【統制・監査】ファイル属性(メタデータ)の自動管理でガバナンス強化
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業務課題: 内部統制やコンプライアンス対応のため、Box上のファイル操作履歴(誰が・いつアップロードしたかなど)を管理台帳へ記録する必要があるものの、手作業では負荷が高いです。
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対応内容: ファイルの中身だけでなく、作成者や更新日時などの「メタデータ」を自動取得し、管理台帳システムへ連携・登録します。
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効果: 監査証跡の確保を自動化し、現場の負担を増やすことなくガバナンスとセキュリティを強化します。
各社代表者からのコメント
株式会社Box Japan 社長執行役員 佐藤 範之 氏は、次のようにコメントしています。
「株式会社Box Japanは、『Waha! Transformer』のBoxエコシステムソリューションへの登録を心より歓迎いたします。企業が労働力不足やセキュリティ課題に直面する中、基幹システムにあるデータと『Box』をシームレスに連携させることは、DX推進において極めて重要です。『Waha! Transformer』が持つ柔軟なデータ加工・連携能力が、Box上のコンテンツ活用の可能性をさらに広げ、日本企業の業務効率化と持続可能な働き方の実現を加速させることを期待しています。」
株式会社ユニリタ 代表取締役 社長執行役員 北野 裕行 氏は、次のようにコメントしています。
「この度、『Waha! Transformer』がBoxエコシステムソリューションに登録されたことを大変光栄に思います。日本企業が直面する労働力不足といった社会課題を解決するためには、コンテンツクラウドの雄である『Box』と、企業の基幹業務を支えるデータのシームレスな連携が不可欠です。当社は、純国産ETLツールとしての知見を活かし、Box Japan様との強力なパートナーシップのもと、お客様のデータ活用と業務自動化を支援し、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。」
Boxエコシステムソリューション集 掲載情報
本登録に伴い、Box Japanが発行するソリューション集にて紹介されています。
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掲載ページ: 自動化 「Box + Waha! Transformer」
「Waha! Transformer」について
「Waha! Transformer」は、1999年の提供開始以来25年以上の運用実績を誇る、純国産のノーコードETLツールです。日本のビジネス環境にあわせて、基幹系システムからクラウドデータベース、Web APIやExcelファイルまで、さまざまなデータの連携を支援します。現在、大手企業を中心に2,600ライセンス以上導入されています。
製品詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://waha-transformer.com/
関連情報:
お問い合わせ先:
https://waha-transformer.com/contact.html
株式会社ユニリタについて
ユニリタは、サービスマネジメント・データマネジメントの強みを活かし、社会課題の解決とサステナブルな社会基盤を支えるお客様の事業成長に貢献しています。ユニリタグループの共通理念である「UNIRITA Leadership Principles(ULP)」を軸にグループ会社との連携を図りながら、パーパスである「利他で紡ぐ経済をつくる」の実現を目指しています。







