専門メディア「LaBoon!!」が開発を主導
「iReco 55DR」は、単なる「メディア監修モデル」ではありません。11年間にわたり数百機種のドライブレコーダーを実機レビューし、長期検証で蓄積されたデータを基に設計されました。

開発では、「事故時に必要な情報が残るか」や「駐車監視が現実的に成立するか」といった本質的な課題解決が重視されています。従来の駐車監視の課題である電力消費に対しては、レーダー検知による省電力駐車監視という新しいアプローチが採用されています。
画質と駐車監視の両立が難しいという課題への挑戦
近年、ドライブレコーダーは高画質化が進む一方で、駐車監視機能の消費電力や運用面での課題が指摘されていました。「LaBoon!!」の検証では、「画質は高いが駐車監視が現実的に使えない」や「駐車監視はできるが証拠能力が不足する」といった問題が数多く確認されています。「iReco 55DR」は、これらの実使用上の課題を解決することを目的に設計されたドライブレコーダーです。
スペックではなく、証拠能力と運用性でハイエンドを定義
「iReco 55DR」は、単にスペックを積み上げるのではなく、必要な場面で確実に機能することを「ハイエンド」と定義しています。画質、操作性、駐車監視、媒体運用まで、実使用における「詰まりどころ」を解消する思想で設計されているのが特徴です。
4K・800万画素で360°ドラレコの弱点を克服
360°ドライブレコーダーは広範囲を記録できる反面、前方の解像度が不足しやすいという弱点がありました。特にナンバー認識性能は機種差が出やすく、一般的な400万画素クラスの360°モデルでは読み取りにくいケースが課題でした。

「iReco 55DR」はフロントカメラに4K・800万画素センサー(SONY STARVIS 2 IMX678)を採用することで、360°記録を行いながらも、一般的な広角フルHDドラレコと同等以上のナンバー認識性能を目指した設計となっています。

取付制約を減らす「3ピースセパレート」設計
本体一体型では難しかった「最適配置」を可能にするため、「iReco 55DR」はフロント、車内、リアを分離した3ピースセパレート構成を採用しています。これにより、車種や内装レイアウトに左右されにくく、各カメラを最適な位置へ配置でき、視界確保と記録性能を両立します。

車内カメラは標準ではフロントガラス内向きに設置し車内状況を記録しますが、オプションの延長ケーブルを使用することで、リアガラスへ前向きに設置する運用にも対応します。用途や車両構成に合わせて柔軟に使い分けできる「1カメラ2役」の設計思想が取り入れられています。


防犯効果が期待できるセキュリティLED
フロントカメラには360°4Kセンサーを搭載し、さらに前面に大型セキュリティLEDを採用することで、駐車監視中であることを明確に表示し、防犯効果が期待できます。

3カメラすべてSTARVIS 2 × HDR対応
夜間や逆光など明暗差の大きい場面でも情報を残すため、「iReco 55DR」はフロント、車内、リアの3カメラすべてがSONY STARVIS 2センサーに対応しています。HDR処理により、こうしたシーンでも情報を残す画作りが重視されています。


専用「iRecoビュワー」で明るさ補正にも対応
録画データはPC用のiRecoビューワーで再生することで、明るさを底上げ(補正)できる設計を採用しています。「撮った瞬間」だけでなく、「確認する瞬間まで含めて設計する」という思想が反映されています。

触れば分かる操作性:3.5インチIPSタッチパネル
事故直後に「迷わず再生できる」ことを優先し、「iReco 55DR」は静電式タッチパネルを採用した3.5インチ大型IPS液晶を搭載しています。スマホ連携前提の小型モデルが増える中、本体操作の完成度を優先し、事故の現場でその場再生できることを基本性能として設計されています。IPSパネルにより広い視野角と色変化の少ない表示を確保し、直感的に操作できるUIを目指しています。

レーダー検知など4種類の駐車監視モードを搭載
レーダー検知+衝撃検知(オプション):約0.2Wの省電力待機
レーダーユニットが周囲の動きを検知すると本体が高速起動し、約2.5秒で録画を開始します。待機時の消費電力は約0.2Wと低く、長時間監視や補機バッテリー負担の軽減を重視する用途に適しています。

動体検知/タイムラプス/省電力衝撃検知も搭載
「iReco 55DR」は、以下の駐車監視モードも搭載しています。
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動体検知+衝撃検知:画面内の変化を検知して録画します。
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タイムラプス+衝撃検知:1fps常時録画し、衝撃時は通常録画に切り替わります。
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省電力クイック衝撃検知:低消費で衝撃のみ検知し録画します(レーダー接続時は不可)。

状況に応じて選べること、切り替えが簡単であることまで含めて「運用できる駐車監視」を目指しています。
駐車監視のバッテリー保護機能
駐車監視の動作時間を30分~24時間(常時ONを含む)で設定可能です。また、バッテリー上がりを防止するため、電圧カットオフ設定も搭載されています。
内蔵GPS × 専用ビュワーで「状況整理」を支援
「iReco 55DR」はGPSを本体に内蔵しており、専用ビュワー上で走行軌跡(マップ表示)、速度、Gセンサー衝撃グラフを表示できます。これにより、事故状況の整理や説明を補助します。

microSDカードについて
本製品にmicroSDカードは付属しません。4K 3カメラの大容量・高速書き込みを前提として、UHS Speed Class U3以上、Video Speed Class V30以上(16GB~512GB)の高品質銘柄が推奨されています。また、プッシュ式スロットで起こりやすい「カードが勢いよく飛び出して落ちる」扱いにくさを避けるため、こぼれ落ちにくい物理設計が採用されています。

3年保証とノイズ対策
「iReco 55DR」は3年保証が付帯しており、長期使用を前提としたサポート体制が提供されています。また、車内の電装環境を想定したノイズ対策が行われ、主要自動車メーカー純正地デジ製品等の環境で動作検証が実施されています。
製品概要・仕様
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製品名/型番: iReco 55DR
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外形寸法:
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前方カメラ: 103(幅)×70(高さ)×19(奥行)mm
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リアカメラ: 68(幅)×28(直径)mm
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車内カメラ: 68(幅)×28(直径)mm
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重量:
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前方カメラ: 約170g(microSD含む)
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リアカメラ: 約30g
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車内カメラ: 約30g
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撮影素子:
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前方: 800万画素 CMOS(STARVIS 2 IMX678)
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リア: 200万画素 CMOS(STARVIS 2 IMX662)
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車内: 200万画素 CMOS(STARVIS 2 IMX662)
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記録解像度:
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前方: 3840×2160 / 25.4fps / 27.5fps
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リア: 1920×1080 / 25fps
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車内: 1920×1080 / 25fps / 15fps
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画面: 3.5インチ フルカラーIPS タッチパネル液晶
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記録媒体: microSDカード 16GB~512GB(U3 / V30以上)
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電源電圧: DC12V / 24V
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消費電力: 最大8W(省電力待機時 0.05W~0.25W)
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動作温度範囲: -10℃ ~ +60℃
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発売時期: 2026年4月中旬発売予定
株式会社ikeepについて
株式会社ikeepは、ドライブレコーダーやドライブレコーダー駐車監視用バッテリー(https://ikeep.co.jp/icell2-m12a/)を中心としたカーエレクトロニクス製品の企画・輸入販売を行う企業です。安全運転支援や駐車監視など、自動車の安全性と利便性を高める製品の開発・提供を行っています。「iReco」シリーズは、ドライブレコーダー専門メディア「LaBoon!!」(https://car-accessory-news.com/)の検証データと開発思想をもとに設計されたプロジェクトであり、今後もユーザーの実使用環境を重視した製品開発を進めていく予定です。
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会社名: 株式会社ikeep(アイキープ)
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所在地: 〒124-0024 東京都葛飾区新小岩2-5-14 studio L 101
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設立: 2015年12月
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代表者: 代表取締役 朴 炳革
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事業内容: ドライブレコーダーの企画・輸入販売および関連事業






