パワーウィンドウを手動で閉める方法は?5つの手順と窓が閉まらない原因や修理費用

「パワーウィンドウを手動で閉める方法はある?」

「窓が閉まらない原因は何?修理にはどれくらい費用がかかる?」

突然、パワーウィンドウが閉まらなくなると、焦りますよね。

なぜ閉まらないのか?どうすれば閉まるようになるのか?
頻繁に起きることではないので、対処法もわからなければ、手動で閉める方法も知らない人がほとんどです。

日常的に使っている車で起きるハプニング、起きて欲しくないけど起きたら困る!

本記事では、パワーウィンドウを手動で閉める方法と窓が閉まらない原因や修理費用について詳しく解説していきます!

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パワーウィンドウを手動で閉める方法(5つの手順)

パワーウィンドウが閉まらなくなったらどうすればいいのか?

早速、パワーウィンドウを手動で閉める方法を5つの手順に従って順番に解説します!

パワーウィンドウを手動で閉める方法(5つの手順)

  • 車のエンジンを停止する
  • 車のバッテリーを確認する
  • 内装パネルを外す
  • ウィンドウレギュレーターにアクセスする
  • ウィンドウを手動で引き上げる

【手順1】車のエンジンを停止する

最初に行うべきは「車のエンジンを停止する」

まず、車のエンジンを停止することが最初の重要なステップです。これは安全確保のために必須の手順です。エンジンが動いている状態では、車内の電気系統が作動し、ウィンドウレギュレーターが突然作動する危険性があります。例えば、エンジンをかけたままパワーウィンドウを操作しようとすると、誤操作により窓が突然動いてしまう可能性があります。エンジンを停止することで、このようなリスクを回避できます。

具体的な手順として、車を安全な場所に停車させ、ギアをパーキング(P)に入れ、エンジンキーを回して完全にエンジンをオフにします。ハイブリッド車や電気自動車の場合、同様にパワースイッチを長押しして電源を切る必要があります。エンジンを停止することで、作業中の不意の動作を防ぎ、パワーウィンドウの手動操作が安全に行える状態を確保できます。

以上の通り、車のエンジンを停止することは、パワーウィンドウの手動操作を安全に行うための基本的かつ不可欠なステップです。

【手順2】車のバッテリーを確認する

エンジンを止めたら次に「車のバッテリーを確認する」

確認する理由として、バッテリーが完全に切れていると、ウィンドウレギュレーターの手動操作に必要な電力が供給されないためです。

具体的な確認方法として、まず車のエンジンを停止し、車のバッテリー端子をチェックします。端子が腐食している場合、電力供給が不安定になり、ウィンドウの手動操作が困難になります。腐食が見られる場合は、端子を清掃することが望ましいです。また、バッテリーテスターを使用してバッテリーの電圧を測定することも効果的です。12V以下の電圧が示された場合、バッテリーが劣化している可能性が高いため、充電もしくは交換が必要です。さらに、バッテリーが完全に切れているときは、他の車からジャンプスタートを行うか、予備バッテリーを使用して一時的に電力を供給する方法も考えられます。

上記の確認方法に沿って最終的に、バッテリーの状態を確認し、必要な対策を講じることで、パワーウィンドウの手動操作が円滑に行えるようになります。

【手順3】内装パネルを外す

バッテリーを確認したら「内装パネルを外す」

本手順が必要な理由は、内装パネルを取り外すことで、ウィンドウレギュレーターにアクセスしやすくなるためです。

具体的には、内装パネルの取り外しは以下の手順で行います。まず、ドアハンドルやドアポケットにあるネジをドライバーで取り外します。次に、トリムツールを使用してパネルとドアフレームの間に差し込み、慎重にパネルを外します。この際、クリップを破損しないように注意が必要です。内装パネルが外れたら、ドア内のワイヤーハーネスを慎重に取り外し、パネルを完全に取り外します。また、内装パネルの取り外しにはモデルごとの違いがあるため、車の取扱説明書やオンラインのガイドを参照すると良いです。例えば、トヨタのカローラやホンダのシビックなど、一般的な車種でも手順に若干の違いがあります。

上記の手順を踏むことで、内装パネルを取り外すことで、ウィンドウレギュレーターへのアクセスが可能になり、手動で窓を操作する準備が整います。

【手順4】ウィンドウレギュレーターにアクセスする

内装パネルを外したら「ウィンドウレギュレーターにアクセスする」

本手順までたどり着くのが重要です。なぜなら、ウィンドウレギュレーターは窓を上下に動かすメカニズムであり、この部分にアクセスしないと手動操作ができないためです。

具体的な手順として、まず内装パネルを取り外した後、ドア内部にあるウィンドウレギュレーターの位置を確認します。ウィンドウレギュレーターは通常、金属製のフレームとワイヤー、モーターで構成されています。次に、ウィンドウレギュレーターの固定ボルトやネジを緩めて取り外します。必要に応じて、モーターの配線も外します。これにより、手動でレギュレーターを操作できるようになります。例えば、ホンダのシビックの場合、ウィンドウレギュレーターはドアの中央部分に配置されており、ボルト4本で固定されています。このように、車種によってレギュレーターの位置や取り外し方が異なるため、取扱説明書を参照することが重要です。

以上の手順を完了させることで、ウィンドウレギュレーターにアクセスすることで、手動で窓を操作する準備が整います。

【手順5】ウィンドウを手動で引き上げる

そして最後の手順が「ウィンドウを手動で引き上げる」

パワーウィンドウを手動で引き上げるためには、正しい手順と注意が必要です。理由として、誤った方法で引き上げるとウィンドウやウィンドウレギュレーターを損傷する可能性があるためです。

具体的には、まずウィンドウレギュレーターにアクセスした後、ウィンドウガラスを両手でしっかりと握ります。このとき、ガラスの端を持つことで力を均等に分散させることができます。次に、ガラスをゆっくりと上に引き上げます。この際、ガラスが傾かないように注意しながら、一定の速度で引き上げることが重要です。ガラスが途中で止まる場合、ウィンドウレギュレーターに問題がある可能性があるため、無理に力を加えずに一度確認します。例えば、トヨタのカローラなどの車種では、ウィンドウガラスを引き上げた後、ドア内のクリップやボルトで一時的に固定することが推奨されます。最後に、ウィンドウが完全に閉じたことを確認し、固定がしっかりとしているかを確認します。

以上の手順で、ウィンドウを手動で引き上げる手順を正確に行うことで、窓を安全に閉じることができます。ウィンドウを手動で引き上げる際には、正しい方法と注意が必要であり、これによりウィンドウやレギュレーターの損傷を防ぐことができます。

状況別でのパワーウィンドウを手動で閉める方法

ここまで、パワーウィンドウを手動で閉める方法を5つの手順で解説してきました。

ただ、上記の手順では解決できない窓が閉まらない状況もあろうかと思います。

ここからは、状況別でのパワーウィンドウを手動で閉める方法についても解説します。

【方法1】パワーウィンドウが下がるけど上がらない時の応急処置

まず、「パワーウィンドウが下がるけど上がらない時の応急処置」についてです。

パワーウィンドウが下がるけど上がらない場合の応急処置は、窓を手動で引き上げることです。理由として、モーターやスイッチに問題がある可能性があり、応急処置で窓を閉める必要があるためです。

具体的な手順として、まずエンジンを停止し、内装パネルを取り外してウィンドウレギュレーターにアクセスします。次に、ウィンドウガラスを両手でしっかりと握り、ゆっくりと上に引き上げます。この際、ガラスが傾かないように注意します。ガラスが上がったら、固定具で仮固定します。例えば、テープやクリップを使用して一時的に固定する方法があります。最終的に、ウィンドウが完全に閉じたことを確認し、再度固定がしっかりしているか確認します。

以上の通り、パワーウィンドウが下がるけど上がらない場合、手動で引き上げて応急処置を行うことが最も効果的です。

【方法2】パワーウィンドウが運転席だけ動かない時の対処法

次に、「パワーウィンドウが運転席だけ動かない時の対処法」についてです。

運転席のパワーウィンドウが動かない場合、まずスイッチとヒューズを確認することが重要です。理由として、スイッチやヒューズの故障が原因であることが多いためです。

具体的な手順は、まずエンジンを停止し、車の取扱説明書を参照して該当するヒューズの位置を確認します。次に、ヒューズボックスを開け、運転席のウィンドウ用ヒューズを取り出し、目視で切れているかどうかを確認します。ヒューズが切れている場合、新しいヒューズと交換します。また、スイッチの不具合を確認するため、スイッチを数回押し直したり、接触不良を解消するためにクリーニングスプレーを使用することも有効です。例えば、ホンダのフィットでは、スイッチボックスを取り外し、内部の接点を清掃することで問題が解決する場合があります。最終的に、スイッチやヒューズの状態を確認し、必要な修理を行うことで運転席のパワーウィンドウの問題を解決できます。

以上の通り、スイッチとヒューズの確認と修理が運転席のパワーウィンドウが動かない場合の最も効果的な対処法です。

【方法3】車の窓を手動で上げるにはどうすれば?

そして、「車の窓を手動で上げるにはどうすれば?」についてです。

車の窓を手動で上げるには、ウィンドウレギュレーターへのアクセスが必要です。理由として、レギュレーターが窓を上下に動かすメカニズムを担っているためです。

具体的なやり方は、まずエンジンを停止し、内装パネルを取り外します。次に、ドア内部のウィンドウレギュレーターを確認し、固定ボルトやネジを緩めます。このとき、レギュレーターの手動操作が可能な場合、ハンドルを回すか、ガラスを直接手で引き上げます。例えば、トヨタのカローラでは、内装パネルを外してレギュレーターにアクセスし、手でガラスを上げることができます。最後に、ウィンドウガラスを固定具で一時的に固定し、内装パネルを元に戻します。最終的に、ウィンドウレギュレーターにアクセスし、手動で操作することで車の窓を安全に上げることができます。

以上の通り、内装パネルの取り外しとウィンドウレギュレーターへのアクセスが、車の窓を手動で上げるための基本的な手順です。

パワーウィンドウや車の窓が閉まらない原因とは

ここまで、状況別でのパワーウィンドウを手動で閉める方法をご紹介してきました。

そもそもパワーウィンドウや車の窓が閉まらない原因とは何なのか?気になりますよね。

参考情報までに、一般的な窓が閉まらない原因についても解説しておきます。

【原因1】モーターの故障

まず1つ目の原因で多いのが「モーターの故障」

パワーウィンドウが閉まらない原因の一つにモーターの故障が挙げられます。なぜなら、モーターが窓を上下に動かす力を供給する主要な部品であるためです。

具体的には、モーターの劣化や内部のブラシの摩耗により、必要な回転力が発生せず、窓が動かなくなることがあります。例えば、一般的な車両のパワーウィンドウモーターは数年間の使用で摩耗し、故障することがあります。モーターが正常に動作していない場合、交換が必要です。交換には、内装パネルを取り外し、古いモーターを新しいものに交換する作業が含まれます。ですので、モーターの故障が原因でパワーウィンドウが閉まらない場合、モーターの点検と交換が必要です。

以上のことから、モーターの故障はパワーウィンドウが動作しない主な原因の一つであり、定期的な点検と適切な修理が重要です。

【原因2】スイッチの不良

次に2つ目の原因として「スイッチの不良」

パワーウィンドウが閉まらない原因の一つはスイッチの不良です。理由として、スイッチは電気信号を送り、モーターに窓を上下させる指示を出す重要な役割を果たしているためです。

具体的には、スイッチ内部の接点が摩耗や汚れで接触不良を起こすと、電気信号が正しく伝わらず、窓が動かなくなります。例えば、日産のノートやホンダのフィットでは、長期間使用されることでスイッチの接点が劣化しやすく、パワーウィンドウが反応しなくなるケースがあります。スイッチの不良を確認する方法として、スイッチを何度か押し直して動作を確認したり、接点クリーナーを使用して汚れを除去することが有効です。よって、スイッチの不良が原因でパワーウィンドウが閉まらない場合、スイッチの点検と交換が必要です。

以上の理由で、スイッチの不良はパワーウィンドウが動作しない主な原因の一つであり、適切なメンテナンスと修理が重要です。

【原因3】ヒューズの切れ

3つ目の原因として「ヒューズの切れ」

パワーウィンドウが閉まらない原因の一つにヒューズの切れが挙げられます。なぜなら、ヒューズは電気回路を保護する役割を果たし、過電流が流れると自動的に切れるためです。

具体的には、ヒューズが切れると、パワーウィンドウに必要な電力が供給されず、窓が動かなくなります。例えば、トヨタのカローラやホンダのアコードでは、ヒューズボックスにあるウィンドウ用ヒューズが切れることがあります。ヒューズの切れを確認する方法として、まずエンジンを停止し、車の取扱説明書を参照してヒューズボックスの位置とウィンドウ用ヒューズの位置を確認します。次に、ヒューズボックスを開け、該当するヒューズを取り出して目視で切れているかどうかを確認します。ヒューズが切れている場合は、同じアンペア数の新しいヒューズと交換します。上記の流れで、ヒューズの切れが原因でパワーウィンドウが閉まらない場合、ヒューズの点検と交換が必要です。

したがって、ヒューズの切れはパワーウィンドウが動作しない主な原因の一つであり、定期的な点検と適切な修理が重要です。

【原因4】電気配線の問題

4つ目の原因として「電気配線の問題」

パワーウィンドウが閉まらない原因の一つに電気配線の問題が挙げられます。理由は、電気配線は電力と信号をパワーウィンドウのモーターやスイッチに供給する重要な役割を果たしているためです。

具体的には、配線の断線や接触不良が発生すると、必要な電力が供給されず、窓が動かなくなります。例えば、日産のマーチやトヨタのプリウスでは、ドアの開閉を繰り返すうちに配線が断線することがあります。電気配線の問題を確認する方法として、まずエンジンを停止し、内装パネルを取り外して配線を目視で点検します。配線に断線や異常な曲がりが見られる場合、修理または交換が必要です。さらに、マルチメーターを使用して配線の導通を確認することも有効です。ですので、電気配線の問題が原因でパワーウィンドウが閉まらない場合、配線の点検と修理が必要です。

以上の理由から、電気配線の問題はパワーウィンドウが動作しない主な原因の一つであり、定期的な点検と適切な修理が重要です。

【原因5】レギュレーターの故障

そして5つ目の原因として「レギュレーターの故障」

パワーウィンドウが閉まらない原因の一つにレギュレーターの故障が挙げられます。レギュレーターはウィンドウを上下に動かす機構を制御しており、その故障は窓の操作を直接妨げるためです。

具体的には、レギュレーターのケーブルが切れたり、ギアが摩耗したりすると、窓が正常に動かなくなります。例えば、ホンダのシビックやトヨタのカムリでは、レギュレーターの故障が原因で窓が上下しなくなることが報告されています。レギュレーターの故障を確認する方法として、まず内装パネルを取り外し、レギュレーターを目視で点検します。ケーブルの切れやギアの摩耗が見られる場合、レギュレーターの交換が必要です。交換には、古いレギュレーターを取り外し、新しいものと取り替える作業が含まれます。したがって、レギュレーターの故障が原因でパワーウィンドウが閉まらない場合、レギュレーターの点検と交換が必要です。

以上のことから、レギュレーターの故障はパワーウィンドウが動作しない主な原因の一つであり、適切な点検と修理が重要です。

パワーウィンドウを手動で閉める方法を試しても直らない時の修理費用

ここまで、パワーウィンドウが手動では閉まらなくなる原因について触れてきました。

パワーウィンドウを手動で閉める方法の手順や状況別での対処法をご紹介してきましたが、方法を試しても直らない場合は、修理する必要があります。

ただ、修理となると気になるのが「修理費用」。どれくらいかかるのか?目安がわかると助かりますよね。

ここからは、パワーウィンドウを手動で閉める方法を試しても直らない時の修理費用についてまとめていきます。

【費用1】自分で修理する場合の目安

まず、「自分で修理する場合の費用目安」についてです。

パワーウィンドウを自分で修理する場合の費用目安は、部品代と工具代を合わせて1万円から2万円程度です。

目安の理由としては、パワーウィンドウの修理には特定の部品と専門的な工具が必要であり、それらの費用がかかるためです。具体的には、モーターやレギュレーターの交換部品は、車種によりますが5,000円から1万円程度で購入可能です。また、内装パネルを取り外すためのトリムツールや基本的なドライバーセットは、3,000円から5,000円程度で手に入ります。例えば、ホンダのフィットのウィンドウレギュレーターを交換する場合、部品代が約7,000円、必要な工具が約4,000円で合計1万1,000円程度になります。

したがって、自分で修理する場合は、部品と工具の購入費用がかかるため、修理全体の費用は1万円から2万円が目安となります。パワーウィンドウの自分での修理費用は比較的安価ですが、部品と工具の適切な選定が重要になってきます。

【費用2】オートバックスで修理する場合の目安

次に、「オートバックスで修理する場合の費用目安」についてです。

パワーウィンドウをオートバックスで修理する場合の費用目安は、1万5,000円から3万円程度です。

目安の理由は、部品代に加えて技術料がかかるためです。具体的には、パワーウィンドウのモーターやレギュレーターの交換部品は、車種によりますが5,000円から1万5,000円程度です。また、技術料として1万円から1万5,000円程度が追加されます。例えば、トヨタのカローラのウィンドウモーターを交換する場合、部品代が約8,000円、技術料が1万2,000円で合計2万円程度になります。また、車種や故障の程度によって費用は異なりますが、一般的な費用範囲はこの程度です。

以上の理由から、オートバックスでの修理は部品代と技術料が含まれるため、費用は1万5,000円から3万円程度となります。パワーウィンドウの修理をオートバックスで行う場合、専門的な技術料を含むため、費用は自分で修理する場合よりも高くなる傾向があります。

【費用3】ガソリンスタンドで修理する場合の目安

そして、「ガソリンスタンドで修理する場合の費用目安」についてです。

パワーウィンドウをガソリンスタンドで修理する場合の費用目安は、1万5,000円から2万5,000円程度です。なぜなら、部品代に加えて技術料がかかるためです。

具体的には、パワーウィンドウのモーターやレギュレーターの交換部品は車種によりますが、5,000円から1万2,000円程度です。また、技術料として8,000円から1万3,000円程度が追加されます。例えば、日産のセレナのウィンドウレギュレーターを交換する場合、部品代が約1万円、技術料が1万2,000円で合計2万2,000円程度になります。ガソリンスタンドでの修理は便利ですが、整備工場よりも技術料が高めになることがあります。

したがって、ガソリンスタンドでの修理費用は1万5,000円から2万5,000円程度が目安となります。ガソリンスタンドでパワーウィンドウの修理を行う場合、部品代と技術料を考慮すると、費用は比較的高くなる傾向がありますが、利便性が高いといったメリットもあるので一長一短だといえますね。

【Q&A】パワーウィンドウを手動で閉める方法に関するよくある質問

最後にパワーウィンドウを手動で閉める方法に関するよくある質問をまとめます。

【質問1】パワーウィンドウが閉まらないときの応急処置は?

「パワーウィンドウが閉まらないときの応急処置は?」

パワーウィンドウが閉まらないときの応急処置は手動で窓を閉めることです。なぜなら、窓が開いたままでは盗難や雨水の侵入などのリスクがあるためです。

やり方は、まずエンジンを停止し、内装パネルを取り外してウィンドウレギュレーターにアクセスします。次に、ウィンドウガラスを両手でしっかりと握り、ゆっくりと上に引き上げます。このとき、ガラスが傾かないように注意しながら、一定の速度で引き上げることが重要です。ウィンドウガラスが完全に閉まったら、仮固定のためにテープやクリップを使用します。例えば、ガラスがしっかりと固定されるまでダクトテープを使用することをおすすめします。

以上の手順を踏むことで、手動で窓を閉めることで応急処置が完了し、リスクを回避できます。パワーウィンドウが閉まらない場合の応急処置として手動で窓を閉める方法は有効です。

【質問2】パワーウィンドウが故障していると車検に通らない?

「パワーウィンドウが故障していると車検に通らない?」

パワーウィンドウが故障している場合でも車検に通る可能性はあります。なぜなら、車検の基準は主に安全性と環境性能に関する項目に重点を置いており、パワーウィンドウの動作は直接的な評価項目には含まれないためです。

具体的には、車検の際にチェックされる主な項目は、ブレーキの効き、灯火類の動作、エンジンの排出ガス量などです。ただし、窓が閉まらない場合は雨水の侵入や防犯面でのリスクがあるため、整備士から修理を勧められることがあります。例えば、パワーウィンドウが故障している状態で車検を受けた場合、他の安全項目に問題がなければ車検に通ることができますが、整備不良として指摘されることがあります。

したがって、パワーウィンドウの故障が車検に直接影響することは少ないですが、早期の修理が望ましいです。パワーウィンドウが故障していても車検には通る可能性がありますが、安全面を考慮し、修理を行うことをおすすめします。

【質問3】パワーウィンドウの修理にどれくらいの期間かかりますか?

「パワーウィンドウの修理にどれくらいの期間かかりますか?」

パワーウィンドウの修理には通常、1日から2日程度の期間がかかります。理由、修理には故障の診断、必要な部品の取り寄せ、実際の修理作業が含まれるためです。

具体的には、修理工場やディーラーに車を持ち込むと、まず故障の原因を特定するための診断が行われます。この診断には数時間かかることがあります。故障箇所が特定された後、部品が在庫にある場合は即日修理が可能ですが、在庫がない場合は部品の取り寄せに1日から数日かかることがあります。例えば、トヨタのカローラのパワーウィンドウ修理では、診断と修理を含めて1日で完了することが多いですが、特殊な部品が必要な場合は2日以上かかることもあります。

よって、修理期間は故障の程度と部品の入手状況によりますが、通常は1日から2日が目安となります。

まとめ:パワーウィンドウを手動で閉める方法と修理費用の目安

パワーウィンドウを手動で閉める方法と修理費用の目安をまとめてきました。

改めて、パワーウィンドウを手動で閉める方法をまとめると、

パワーウィンドウを手動で閉める方法(5つの手順)

  • 車のエンジンを停止する
  • 車のバッテリーを確認する
  • 内装パネルを外す
  • ウィンドウレギュレーターにアクセスする
  • ウィンドウを手動で引き上げる